筋トレに鶏肉をとりいれたい!「コンビニ」のサラダチキンと「スーパー」の鶏肉を茹でるのはどちらがお得?
近年は健康寿命の延びとともに「元気に長生きしたい」と考える方が増え、フィットネスに通ったり、食事内容を工夫したりする姿が見られます。なかでもサラダチキンの人気が高く、コンビニのチルドコーナーにはさまざまなテイストの商品が並んでいるため、購入を考えた方もいるでしょう。 今回は、コンビニのサラダチキンと、自宅で鶏肉を茹でて作った場合を材料費で比較します。筋トレをおこなっていて、毎日鶏肉を食べているという方は、ぜひ参考にしてください。
コンビニのサラダチキンを3社で比較
まずは、コンビニでサラダチキンを購入する場合を想定して、3社の商品を比較してみます。なお、今回は商品に均一性を持たせるために、それぞれプレーン味で、ほぐしていない状態のものを比較します。価格は下記のとおりです。
※筆者作成 ※2023年11月13日時点 いずれも価格に大きな差はなく、1個250円程度で購入可能です。なお今回は、この商品を一食で使い切る想定で考えます。
スーパーで鶏肉を購入する場合
次に、スーパーで鶏肉を購入して、自宅でボイルする費用を算出します。総務省統計局が毎月発表している「小売物価統計調査」の10月データによると、鶏肉(もも肉)は100gあたり146円です。なお、むね肉の場合は数十円安い傾向にあります。ボイルする際は水道代や電気代がかかりますが、今回は材料費のみで比較します。 ■4つの項目を100gで比較すると ではコンビニ各社のサラダチキンと鶏肉を購入する場合を100gにそろえて下記に紹介します。
※筆者作成 ※2023年11月13日時点 以上の結果から、鶏肉を購入してボイルする方法が、もっともお得と分かります。なお、むね肉を特売時に100円前後で購入すると、より価格を抑えた食事が可能でしょう。
便利さと値段によって選択肢は異なる
価格のみを比較すると、自宅で鶏肉をボイルしたほうが安いと分かります。しかし、普段から自炊する習慣がない方や、より手軽にサラダチキンを食べたい場合は、コンビニでの購入がおすすめです。 ■コンビニでの購入がおすすめの人 一人暮らしの方や、仕事が忙しくて自炊できない方の場合は、コンビニでのサラダチキン購入がおすすめです。コンビニのサラダチキンはある程度の賞味期限があるため、当日使わなくても、翌日や休日に食べる用としてまとめてストックができます。コンビニのサラダや使い切りドレッシングとあわせて購入して、晩御飯の一品としてもよいでしょう。 ■自宅での調理がおすすめの人 家族全員でサラダチキンを食べる場合や、毎日かかせないという方は、自宅で調理するほうがおすすめです。週末の特売デーに、500グラムや1キログラムでまとめて購入し、ボイルして保存しておけば好きなときに食べられます。 また、サラダチキンとしてだけではなく、チーズやケチャップをかければ、お子さんの大好きなおかずにも変身します。サラダチキンにハーブソルトとチーズをまぶしてトースターで軽く温めると、おつまみとしてもおいしくいただけるでしょう。 サラダチキンは、ヘルシーかつどんなドレッシングや調味料にも合うため、おすすめの食材です。食べる量やタイミングによって、上手にコンビニと自炊を使い分けましょう。 出典 総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)小売物価統計調査 第2表 主要品目の東京都区部小売価格【2022年10月~2023年10月】 株式会社ファミリーマート たんぱく質22.9g 国産鶏のサラダチキン 淡路島の藻塩 株式会社セブン-イレブン・ジャパン 糖質0gのサラダチキン(プレーン) 110g 株式会社ローソン 国産サラダチキン プレーン 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部