Ｍｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥ

　３人組バンド・Ｍｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥが１４日放送のテレビ朝日系「Ｍステ豪華夏うたＳＰ」に生出演。新曲ミュージックビデオ（ＭＶ）の公開停止の一件については触れなかった。 　番組冒頭、恒例の階段を降りての登場後、タモリに「今日は新曲と『青と夏』をやってくれるんですよね」と聞かれたボーカルの大森元貴は「はい、『青と夏』はＭステで歌わせていただくのは６年ぶりとなるので、心を込めて歌いたいと思います」と答えた。 　午後８時４５分過ぎに一度目の出番を迎えた３人。タモリに「どうですか？」と聞かれ、大森は「緊張してますね、久々で」とコメント。新曲「Ｄｅａｒ」を披露した。 　そして、この日の大トリでは、番組アンケート企画の「高校生２０００人が選ぶ青春夏うた」１位に輝いた「青と夏」を熱唱。タモリに「どうでした？」と聴かれた大森は「本当に歌の歌える環境に感謝です」と話した。 　Ｍｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥは１３日に更新された公式サイトで、１２日に公開した新曲「コロンブス」のＭＶの公開を停止することを発表した。 　「６月１２日にＭｒｓ．　ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥの新曲『コロンブス』のミュージックビデオを公開いたしました。本映像はＭｒｓ．ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥの所属レーベルであるＥＭＩ　Ｒｅｃｏｒｄｓと所属事務所Ｐｒｏｊｅｃｔ－ＭＧＡで制作いたしましたが、歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました」と報告。 　「当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後はこのような事態を招くことのないよう細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただける作品をお届けしてまいります」と謝罪した。 　ＭＶでは大森元貴（Ｖｏ、Ｇ）がコロンブス、若井滉斗（Ｇ）がナポレオン、藤澤涼架（Ｋｅｙ）がベートーべンになりきり、“もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら？”という想像の物語が描かれていた。その道中で、５００万年以上もの時を越えて出くわした類人猿たちとのホームパーティーが始まるというストーリーで、ＳＮＳ上では「差別的な内容」などと批判が集まっていた。