イタリア料理店「バンサン」八戸店がリニューアル ドリンクメニューを充実
Italian kitchen VANSAN(バンサン)八戸店(八戸市青葉3)が「バンサン珈琲(コーヒー)八戸店」にリニューアルされ1カ月がたった。運営は中野グループ(類家1)。(八戸経済新聞) 2021年4月にオープンした前身の店を新しいブランド「バンサン珈琲」の1号店として運営会社がリニューアル。2023年11月にいったん閉店していたが、10月17日、1年ぶりに営業を再開させた。 店舗面積は約63坪。席数は100席。テラス席は犬を連れて利用できるようにした。店長の一戸香織さんによると、本格的なイタリア料理をカフェのように気軽に楽しんでもらおうと、ソファ席を増やし、イタリアを思わせるドリンクメニューを充実させたという。 シチリア島発祥というシャーベット「グラニータ」(649円~869円)は、アサイー、ミックスベリー、ストロベリー、パインなどの味を用意し、ホイップクリームをトッピングできるようにした。レモネード(539円)は、イタリアン、コーラ、ソーダ、ジンジャーの4種類を提供する。 スペシャルコーヒー(649円)は「ナポリ」「バリスタ」「インテンソ」など。ホットはサイホンを使って入れる。エスプレッソは砂糖を加えて30~50回混ぜ合わせる「ナポリ流」で提供。副店長の木村朱李さんは「よく混ぜることでチョコレートやキャラメルのような風味になる」と話す。 同店の定番メニューだという「名物!悪魔パスタ」(1,199円)には、トマト、ニンニク、唐辛子を使い、風味や辛みを楽しめるようにした。パスタはこのほかに、「生ハムのクリームパスタ」(1,890円)、ホールチーズの内側を客席で削って盛り付ける「THEカルボナーラ」(1,749円)、シラスやハムを自由にトッピングできる「釜揚げシラスのペペロンチーノ」(1,859円)なども用意する。 スイーツの看板メニューは欧州スタイルで提供するというパンケーキ(979円~1,529円)。注文を受けてからオーブンで約20分間焼いて提供する。木村さんによると、来店客が好きなだけチョコレートをかけることができる「チョコレート・ラヴァー」(1,199円)が人気だという。「パンケーキは外側がシュークリームのようにサクッとしていて、内側はクレープのようにもちっとしている」とも。「イタリアンマロンの生絞りモンブラン」(1,089円)は、客席でマロンクリームをかけて提供する。 「家族連れでも1人でも、本格的なイタリアンを身近に感じながら、ゆっくりとくつろげる空間にしたい」と一戸さん。木村さんは「コーヒー1杯だけでも注文できる。朝から夜までの通し営業なので、午後のティータイムや、夕方に一息つきたいときなど、気軽に来店してほしい」と話す。 営業時間は10時~21時。
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