巨人・泉圭輔「情けないピッチングだけはしない」地元の北陸に「自分らしさ」で元気と勇気を
巨人の泉圭輔投手(27)が13日、北陸開催の14、15日のDeNA戦(富山、福井)で元気と勇気を与える投球をすることを、誓った。地元・石川に帰省中の1月、「令和6年能登半島地震」で被災した右腕。「家族、大学の先輩、高校の後輩も見に来るのでできれば投げたい。情けないピッチングだけはしないように、しっかりと自分らしさを出して逃げに回らないようにしたい」と力強く語った。 金沢出身の右腕は金沢星稜大時代には富山、福井の両球場で登板経験もある。「富山では確か、完投して勝っているはず。いいイメージがありますね」とにっこり。地元の野球少年たちも多く集まる地方球場。「そういう(北陸大学野球)リーグからでもプロでやれるんだというのを少しでも示せたら。僕が投げることでちょっとでも北陸の大学が注目してもらえたり、そういうきっかけになれたら」。地元で思いを込めて腕を振る。
報知新聞社