箱根駅伝の名門でレジェンド総監督が “パワハラ指導”を… 「順天堂大陸上部」選手4人が熱中症で倒れ「救急搬送」「靭帯損傷」 【独自】
大昔からやっていること
当の澤木氏に聞くと、 「大昔からやっていることだから。走る前にパルスオキシメーターで体調を確認し、周回遅れはその場で止めさせなさいと駅伝監督に指示した。給水は暑かったら取らせるけど、あの日は“涼しいから良いだろう”と判断した」 複数の部員が倒れた点を聞くと、 「私は見ていない。今、初めて詳細を聞きましたよ。後日、現場から熱中症があったと軽い感じで報告を受けたから、そうかといって済ませました」 問題はないという見解のようだが、順大本部に問うとこう回答した。 「選手の安全管理は、充分な注意の元に行っているところですが、体調不良を訴える選手が出たことは誠に遺憾です。引き続き選手の安全管理を徹底していきます。尚、澤木特任教授からは陸上競技部の指導から退くと申し出がありました」 9月5日(木)発売の「週刊新潮」では、澤木氏による日頃の暴力行為や暴言も含め、パワハラの詳細を伝える。
「週刊新潮」2024年9月12日号 掲載
新潮社