筆のコシが絶妙でより描きやすく！

　もう1点触れておきたいのが、筆のコシのよさ。以前のバージョンも描きやすかった覚えがあるのですが、リニューアル後はそれがより研ぎ澄まされたような印象が。 　PRさんに筆について伺ってみると、「以前から筆が描きやすいというお声を多くいただいていましたが、アップデートにあたってリキッドの原料の処方を見直したことで、新しい処方に適した筆に変更しています。リキッドアイライナーは他のメイクアイテムと違って、筆を仕上がりや好みによって使い分けることができないため、中身の処方、筆を含むアイライナー本体などすべてが絶妙なバランスで成り立たなければいけませんから、そのバランスを作り出すことが大変でした」ということでした。新しい処方に合わせて筆自体も変更されてたんですね！　 　そして、もうひとつ驚きのこだわりが。それは、「カラーの発色の特徴によって筆とフェルトチップを使い分けている」という点です。 　ひとつのアイテムでなかなかそこまで変えることって難しいと思うのに、使う人に楽しく快適にメイクしてもらうために妥協ナシ、の姿勢がすごい。 　八角形で持ちやすく、すべらず転がりにくい容器は、その“重さ”にもこだわっているそうです。そのちょうどいい重さとラインの引きやすさは、持つとわかります。 　筆者は年齢とともに、目尻の皮膚が多少下にかぶさるような形に変化してきて(正面からはわかりにくいから厄介)、目尻のはね上げを一発で決めるのが難しくなってきているのですが、このアイライナーだと一発で決められる！　それは、このこだわりの筆の質と持ちやすさからきてるんだなと納得しました。 　ちなみに、色の持ち、落ちにくさもかなり優秀です。 　1本あるときっと他の色も欲しくなる優秀アイライナー、間違いなく今年のベストプチプラコスメです。 UZU BY FLOWFUSHI プチプラ美 高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。