同僚隊員に暴行や暴言「勤務態度に日ごろから不満。注意しなければとの正義感から」と説明 海自小月基地の3等海尉(20代)停職3か月の懲戒処分
海上自衛隊小月基地に勤務する男性隊員(20代)が、複数の同僚隊員に対し、足で蹴るなどの暴行を行ったほか、名誉を傷つける暴言を吐いたとして停職3か月の懲戒処分を受けました。 【写真を見る】同僚隊員に暴行や暴言「勤務態度に日ごろから不満。注意しなければとの正義感から」と説明 海自小月基地の3等海尉(20代)停職3か月の懲戒処分 停職3か月の懲戒処分を受けたのは、海上自衛隊教育航空集団司令部に所属し、小月教育航空群に勤務する男性3等海尉(20代)です。 小月教育航空群によると、3等海尉は、おととし10月から去年11月にかけて、複数の同僚隊員に足で蹴るなどの暴行を加えたほか、ほかの隊員に聞こえるように隊員の名誉を棄損する発言や侮辱する発言を、複数回行ったということです。 被害を受けた隊員が小月教育航空群に報告して発覚したということで、調べに対して3等海尉は「被害者の勤務態度に日ごろから不満を持っていて注意しなければならないという正義感から行った。精神的な苦痛を与えてしまったのであれば大変申し訳なく深く反省しています」などと話しているということです。 小月教育航空群司令の木内啓人1等海佐は「ハラスメント防止をはじめとする服務事案の防止に取り組んでいる中で隊員が服務規律違反を起こしたことを重く受け止めています。今後さらに隊員に対する服務指導を徹底するとともに厳正な規律を維持し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
テレビ山口
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