テア・シュテーゲンとナーゲルスマン監督(C)Getty Images

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が、マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンの重傷に心を痛めている。ドイツ『スカイ』が伝えた。 T・シュテーゲン長期離脱を受け…先日引退のGKが名乗り？ バルセロナのT・シュテーゲンは22日、ラ・リーガ第6節のビジャレアル戦（5-1）の前半終了間際に負傷。ジャンプからの着地に失敗して右ひざを痛めると、ドイツ人GKは両手で顔を覆いながら担架で運ばれ、そのまま病院へ直行。その後、スペインメディアでは膝蓋腱を断裂した可能性が報じられたが、クラブは翌日に検査結果が同箇所の完全断裂であったと発表。完治までに8カ月間を要することになり、今季中の復帰は絶望的となった。 T・シュテーゲンは今季のラ・リーガで6戦全勝中のバルセロナの守護神として君臨しているほか、今夏のEURO2024を最後に代表キャリアに終止符を打ったバイエルンのGKマヌエル・ノイアーに代わるドイツ代表の守護神としても期待されていた。 そういった中でのT・シュテーゲンの長期離脱に代表指揮官も「マルクの負傷のニュースは我々にとって、大きなショックだった」と嘆き。「ピッチ内外問わず、彼が代表チームからいなくなるのはとても寂しい。我々はいつでも彼の帰りをサポートする」とコメントしている。 また、ドイツサッカー連盟(DFB）でスポーツディレクターを務めるルディ・フェラー氏も早期回復を願い、「彼は今回もさらに強くなって戻ってくると確信している」と口にしている。