『インヘリタンス-継承-』開幕 初日開幕コメント&舞台写真公開
2月11日(日・祝) 東京芸術劇場 プレイハウスにて『インヘリタンス-継承-』が開幕し、併せて初日開幕コメントと舞台写真が公開された。 【全ての画像】『インヘリタンス-継承-』舞台写真(全1枚) 2015年から18年のニューヨークを舞台に、1980年代のエイズ流行初期を生きた60代、HIVとともに生きる30代・20代の3世代のゲイの人々を描いた本作。作者のマシュー・ロペスは、本作でラテン系の作家として初めてトニー賞ベストプレイ賞を受賞した。2月12日には公演にあわせて初来日し、ポストパフォーマンストークを開催した。 また、2月18日(日) 13:00公演では、出演者の福士誠治・田中俊介・新原泰佑・山路和弘によるポストパフォーマンストークも決定。さらに、カーテンコールの最後に撮影タイムを設けることも発表された。 <キャストコメント> ■福士誠治 / エリック・グラス 役 とうとう開幕の日がやって参ります! この作品との出会い、そして観に来てくれるお客さんとの出会いを楽しみに素敵な作品作りを目指して来ました。 みなさんの人生の6時間半を「インヘリタンス」にくださってありがとうございます。 心揺さぶる瞬間をどうぞお楽しみに! 劇場でお待ちしております。 ■田中俊介 / トビー・ダーリング 役 いよいよ明日開幕します。開幕が刻一刻と迫ってくる中、この日を迎えるのが怖かった。 正直6時間半の大作への挑戦に怖気付いている自分がいました。でも今は皆様に観ていただける喜びで満ちています。 それは演出の熊林さんを筆頭に、心強いキャスト、スタッフの皆さんのおかげです。今作は人間の醜さも美しさも弱さも強さも詰まった壮大な愛の物語です。劇場で皆様にお会い出来るのを楽しみにしています。 ■新原泰佑 / アダム 役・レオ 役(二役) 濃密で充実した稽古の毎日を経て、 ようやく皆様にお披露目出来る日を迎えられてとても嬉しく思っています。 時代背景やLGBTQ+についての講義から始まり 台本と睨み合いながら、奮闘する時間は全員でひとつの大きな樹を育てていくようでした。 前後篇6時間半の大作、期待以上のものを感じていただけると思います。 ユーモア溢れるシーンも沢山散りばめられていますので ぜひ笑って感動して感情のジェットコースターを味わってみてください。 ■篠井英介 / ウォルター 役・モーガン 役(二役) 数々ある演劇。どれを観ましょう? さて、私達のこの日本初演を見逃す手はありません。 歴史に残るこの舞台を見届けて下さい! お待ち申し上げます。 ■山路和弘 / ヘンリー・ウィルコックス 役 「こんな緊張する舞台は初めて!」 そりゃそうだろ、あたしだってねえ!45年以上やってるけど初めてさ、こんな緊張する舞台! 舞台稽古なのに、緊張で口が回らなかったりする。 皆んなアンテナ張りっぱなしの舞台稽古。 やってくれたな熊林~っ! さあ、やるか6時間。何? えっ? 7時間?! ■麻実れい / マーガレット 役 インヘリタンス……熊林さん演出の舞台に参加する事になり初日前に思う事…… マーガレットとの出会い 演劇の神様の贈り物 今、この役と出会い、向き合い、会話し、この年で原点に戻れたような気がします。 一回一回を大切に、最後までと思っています。素敵な仲間たちと共に。 <公演情報> 『インヘリタンス-継承-』 作:マシュー・ロペス E・M・フォースターの小説『ハワーズ・エンド』に着想を得る。 訳:早船歌江子 ドラマターグ:田丸一宏 演出:熊林弘高 【出演】 福士誠治 田中俊介 新原泰佑 柾木玲弥 百瀬朔 野村祐希 佐藤峻輔 久具巨林 山本直寛 山森大輔 岩瀬亮 篠井英介/山路和弘/(後篇のみ)麻実れい 東京公演:2月11日(日)~24日(土) 東京芸術劇場 プレイハウス 大阪公演:3月2日(土) 前篇12:00 後篇17:00 森ノ宮ピロティホール 北九州公演:3月9日(土) 前篇13:00 後篇18:00 J:COM北九州芸術劇場 中劇場