高知が初戦突破、13年以来 東洋大姫路降す 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会は第3日の21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、4年ぶり19回目出場で昨秋の四国大会優勝の高知が14年ぶり8回目出場の東洋大姫路(兵庫)に4-2で勝った。高知は第85回大会(2013年)以来となる初戦突破となった。 【天候に恵まれ】高知 vs 東洋大姫路 東洋大姫路は第80回大会(08年)以来となる初戦突破はならなかった。高知は第7日(25日)第3試合の2回戦で、国学院久我山(東京)―有田工(佐賀)の勝者と対戦する。 ◇3投手継投、逃げ切る 高知が逃げ切った。五回1死から山下の二塁打を含む3連打と高橋友の適時打で3点を先取。六回に西野の二塁打と敵失で1点を加え、山下、中嶋、日野とタイプの異なる3投手の継投で2失点でしのいだ。東洋大姫路は八回に敵失と賀川、山根の連続二塁打で2点差に迫ったが後続を断たれ、森の粘投に応えられなかった。 ◇高知・浜口佳久監督 再三ピンチはあったが、山下がしっかり投げ、守りのミスも切り替えられた。(継投した2投手は)公式戦で投げてないが、練習試合で成長した。同じ右でも特性ある投手が育ち、幅が広がった。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。