フジ“スポーツの顔”佐久間みなみ「一緒に戦う」覚悟 『全力!脱力タイムズ』で“瞬発力”学ぶ
フジテレビの佐久間みなみアナウンサー(26)が、このほど『佐久間みなみ1stフォトブック みなみから』(講談社)を刊行した。今春より新たなスポーツニュース番組としてスタートした『すぽると!』(毎週土曜 深0:35~1:15、毎週日曜 後11:15~0:30)の MCを務め、同局系『パリ 2024オリンピック』中継キャスターに就任するなど、フジテレビのスポーツの顔としても活躍する佐久間アナの魅力に迫る。 【写真集ショット】佐久間みなみアナお気に入り…黒の衣装で新体操 フィギュアスケートする姿も 自身初のフォトブックの撮影は、名前の由来にもなっている自然豊かな南の島で行われた。広大な草原での開放的ショットや、ビーチやプールで水と戯れる姿、ベッドルームでくつろぐ部屋着姿など、普段テレビでは見せない“素の佐久間みなみ”が盛りだくさんとなっている。 ■新体操カットの撮影で「次の日、筋肉痛に(笑)」 『すぽると!』初回直前の表情も ――お気に入りのカットについて まずは空港でのカットです。アメリカに4年間住んでいたことがあり、空港に行くことが多かったということと、スポーツを担当するようになってからは海外取材や国内での取材でも飛行機を使うことが多いので、そういう意味では個人的にはすごく好きな場所です。よく行くから好きなのもありますし、本当に、いろんな人が空港という場所には集まってるなと感じていて。抱き合って喜んでる人がいると思えば、別れの場所でもある。勝手に自分の中で、あの方々はこれからどんな道を歩んでいくのかなぁとか考えるのが好きで(笑)。ヒューマンウォッチングではないですが、いろんな人の感情に触れられる場所っていう意味でもすごく好きなので、この空港カットは個人的にも一番お気に入りにさせてもらいました。 2枚目は新体操の写真を選びました。本当にどれもお気に入りの1枚ではあるのですが、6年間続けられたもので、そこまでの長い期間にわたって、ひとつのことに集中して取り組むことがそんなにないので。新体操は個人的にもすごく好きで、その中でもリボンが好きなんです。よく練習していたもののひとつだったので、一番自分らしさが出ているのかなと思って、選ばせていただきました。このカットを撮るのも苦労しまして(苦笑)。この姿勢を保つには、かなりの筋肉と柔軟性が必要なので、久しぶりにここまでしっかり自分でも動いて、次の日、しっかり筋肉痛になりました。 最後の1枚は、『すぽると!』初回の本番直前の写真です。あんまり本番のこういった表情は、自分では見ないじゃないですか。オンエアで映っている部分はもちろん見返して「あっ、こういう表情しているんだな」とかを確認するのですが、オンエア直前、しかも初回放送で本当にどうなるんだろうって、自分たちもわからない状況の中、個人的にも自分もしっかりと引っ張っていく存在にならなきゃっていう思いもあったので。初回放送がどうなるか不安な中、こんな真剣な表情…自分の中でもある意味、覚悟を決めて臨んでいるんだなって思えるような写真。実際にこういったやりとりを1枚に残してもらえることはなかなかないので、どうしてもお気に入りの3枚の中に入れたかった1枚です。 ――覚悟みたいな表情は、やはりアナウンサーとして4年間やってきたからこそ出てくる部分はありますか? スポーツ自体は3年目ですが、やはり自分が今まで積み重ねてきたものを信じてやっていくしかないということと、パリオリンピックイヤーというのもあります。『すぽると!』に千鳥のお2人も加わって、ガラッと雰囲気が変わっていくと思いましたし、その初回放送を多くの人が見ていると思ったので、自分でもある意味開き直って臨んでいたんじゃないかなって思います。全力を尽くすけど、結果がどうであれ自分は全部出し尽くしたって思えるような初回にしたいと思って臨んでいました。