Hey!Say!JUMP、ファン46万人と年越しJUMP 元旦まで続く東京公演の初日
人気グループ、Hey!Say!JUMPが29日、東京ドームで単独コンサートを行った。開催中のドームツアー「H+」は4都市10公演で46万人を動員。来年元日まで続く東京公演の初日は代表曲「ウィークエンダー」など32曲を歌い踊り、愛と平和の妖精「じゃんぷぅ」が5年ぶりに復活するなど、盛りだくさんの内容で5万5000人のファンを魅了した。 JUMPが2024年を締めくくるラストスパートに入った。 東京ドームのメインステージに出現したのは、廃虚の遊園地をイメージした洋館のような巨大セット。演出担当の山田涼介(31)は、いたずらな表情で舌をペロリと出すとファンの悲鳴を浴び、「騒げドーム!」と叫んで客席をあおった。 この日は人気曲「ネガティブファイター」「群青ランナウェイ」「White Love」などを熱唱。ツアーに引っ提げたアルバム「H+」の収録曲「Donkey Gongs」、初披露曲「NERD」は新境地となる激しいダンスパフォーマンスで魅せた。 さらに19年のツアー以来5年ぶりに妖精キャラクター「じゃんぷぅ」が復活。キュートな着ぐるみで「ファンファーレ!」などを届け、ファンをメロメロにした。 メンバー8人はいつも以上にハイテンション。山田が「みんな、今日はテンションが変だよ」と笑うと、有岡大貴(33)は「年末モードに突入したね」と大粒の汗を光らせた。 東京公演は30日、来年元日を含む3日間開催。ドームツアーは同1月11、12日のみずほPayPayドーム福岡、同2月7~9日の京セラドーム大阪公演へと続き、大みそかは午後11時から東京Dで年越しスペシャルライブを開催する。 薮宏太(34)は「今回のライブはグループとして一つ上を目指す上で、とても大切。(07年のデビューから)20年、25年、30年、それよりもずっと一緒にHey!Say!JUMPを感じてもらえるように」と宣言。山田は「東京ドームで4日間できるのはすごいこと。皆さんのおかげです。また僕たちと一緒にこうして素敵な思い出、時間を作りましょう!」と約束した。 ファンとともに〝JUMP〟して年をまたぎ、25年へと向かっていく。(渡邉尚伸)