マルチに活躍する美女・高鶴桃羽が語る初グラビアの記憶「初めて水着姿になった時は『私、大丈夫ですか?』って何度も聞きました」
ーー『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』は2022年8月にオンエアされ大好評でしたね。 高鶴 バレエをやっていた女性が出演するのは初めてだったらしく、注目していただきました。自分に芸能のお仕事ができるか不安もあったんですけど、同世代ばかりが出演されているリアリティショーってことで、無理なくできました。おかげでいいスタートを切れた気がします。 ーーその『週刊プレイボーイ』2023年39・40号(9月11日発売)で初めての水着グラビアを披露します。こちらはどんな経緯で? 高鶴 『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の前からグラビアはどう?って打診されていたんです。でもその時は芸能のお仕事全般、まだ何もわかっていなかったのでお断りしたんです。でも再度、事務所に提案され、『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の収録が終わった後だったし、また20歳となりいい節目でもあったので、思い切って挑戦することにしました。 ーー週プレの編集部には顔見せに行きました? 高鶴 はい。そこで撮影について丁寧に説明していただきました。それまではグラビアって男性向けのイメージがあったんですけど、誌面を見せていただき、小さい頃にAKB48さんの水着のMVを見たとき感じた、可愛くて、ワクワクした気持ちを思い出しました。これなら自分もやってみたいと思いましたね。しかもありがたいことにテストシュートもしていただいたんです。 ーー少しでも撮影に慣れるように、と。 高鶴 そうです。集英社さんのスタジオで2ポーズほど撮っていただきました。でも最初、水着姿になった時は緊張しましたね。本当に恥ずかしくて。スタイリストさんに「私、大丈夫ですか?」って何度も繰り返し聞きました! そうしたら「大丈夫だよ」「素敵だよ」って繰り返し言ってくださって。ようやく少し安心しました。ーーグラビアのタイトルは『Summer Breeze』(撮影/熊谷貫)。青い空、キラキラの海が背景のじつに清涼感のあるカットばかりで、その上、16ページの大ボリューム! 新人さんにしては異例の初登場となりました! 高鶴 うふふふ。当時はまだ何もわかってなくて、生意気にも「へーすごいんだ」って思っただけ(笑)。いまであれば、それがどれだけすごいことだったかわかります。本当にありがたいですよね! ーーこの時は緊張は? 高鶴 テストシュートをしたおかげで、そこまではなかったです。千葉・九十九里のスタジオへ出かけたんですけど、ロケバスの中では、ドライブに行くみたいに"るんるん気分"でした(笑)。 ーーどのカットもひたすらまぶしい表情と、見事なスタイルを披露してくれました。 高鶴 うふふふ。ありがとうございます。 ーーふと思ったんですけど、バレエをやられる方って、皆さんスレンダーですよね。高鶴さんは女性らしいボディラインで、それがギャップがあっていいというか。 高鶴 うふふ。じつはロシアから帰国して、一人暮らしを始めてから太ったんです。やっぱり日本食が美味しすぎました(笑)。 ーーそうだったんですね。水着になるとき「大丈夫?」って聞いたのは、体型的な面もあった? 高鶴 ありました(笑)。バレエに打ち込んでいた頃はかなり細かったですから。でも芸能のお仕事をする上では少しふっくらしていたほうが健康的に映ることはわかっていたので、無理に痩せることはせず、むしろ"いま"の体型を活かそうと思いました。女性らしい体型を維持できる食事を調べたり、それこそバストアップサロンに出かけたり。だからテストシュートの時に「大丈夫だよ、キレイだよ」って言っていただけたのは嬉しかったんです。新しい自分を認めてもらって、何かがはじまるんだって、そんな気分になれました。 ●高鶴桃羽(たかつる・ももは) 2003年5月23日生まれ 北海道出身 身長168㎝ 血液型=B型 〇バレリーナとして世界各国へバレエ留学をしていた経験を持つ。現在はZ世代インフルエンサーを集めたアイドルグループ「君と見るそら」で活動中。公式X【@sweets_suki3】 公式TikTok【@sweets_suki3】 公式Instagram【@momoha2003523】 取材・文/大野智己 撮影/荻原大志