北陸放送

能登半島地震と豪雨の影響で通行止めが続いている能登半島の外浦を通る国道249号について、国土交通省は19日、石川県の輪島・珠洲間が年内に通行が可能になるとの見通しを示しました。 【写真を見る】地震と豪雨で通行止め続く 能登半島を通る国道249号 2024年中の通行可能に 国道249号は、元日の地震に加え9月の豪雨により大規模な土砂崩れや路面の崩落などが確認されていました。 県に代わって復旧工事を担っている国土交通省によりますと、工事が進み輪島市門前町と珠洲市若山町の区間、およそ53キロについて年内に通行が可能になるということです。 一部の区間ではう回路を活用するほか、住民と緊急車両に限った通行となります。 また、9月の豪雨で土砂崩れが発生した中屋トンネルも、暫定的なう回路を年内に確保します。 国交省では本格的な雪の時期に向け、県や市町などと連携した情報連絡本部を立ち上げ、能登地域での除雪体制の強化を図ります。