朝7時から行列が。純喫茶のプロが厳選した喫茶店のモーニング3選
日頃の朝食はヤクルトと豆乳のみという東京喫茶店研究所二代目所長の難波里奈さん。だからこそ、旅先で早起きしていただく喫茶店の朝食が特別なのだそう。「喫茶店はオープンが早いので、一日の始まりにぴったり。ゆっくりと旅の計画を立てるのにちょうどいい。また、観光マップに載っていないような穴場スポットなど、その街の情報を、お店の方から教えてもらうことも」。オススメの純喫茶モーニングを紹介します。
難波里奈 (東京喫茶店研究所二代目所長)
なんば・りな/昭和の影響を色濃く残すものたちに夢中になり、学生時代から全国の純喫茶に通い、情報を発信。その数2,000軒以上。近著『純喫茶のデコレーション』(エクスナレッジ)ほか著書多数。
1. 長野県松本市〈珈琲美学アベ〉のモーニングサービス
朝7時から行列ができる長野県松本市の喫茶店。「好きな飲み物と50 円のバタートーストや100 円のプレーンオムレツといったサイドオーダーを組み合わせるスタイル。品数が多いので朝からワクワク。マスターの気概を感じます」
2. 愛媛県今治市〈モードリン〉のモーニング
愛媛県今治市の喫茶店。「好きなドリンクにプラス200円で、おにぎり、サンドイッチなど、ボリューム満点の料理が食べられます。モーニングは閉店時間まで注文できるので、ホテルの朝食を逃しがちな人でも安心」※現在ハンバーガーは販売休止
3. 愛知県一宮市〈シェルボン〉のモーニングサービス
愛知県一宮市にある喫茶店。「カナディアンハウスという天井の高い特徴的な建物で、優雅な気分で朝食をいただけます。キッシュやサラダまで付いてくる、一口サイズの美しいモーニングはドリンク代のみで楽しめます」
text_Ritsuko Oshima(Giraffe), Marie Takada edit_Marie Takada