東京メトロ開発の介護付有料老人ホームを運営受託「チャーム・ケア・コーポレーション」に意外な切り口 人気波及効果の銘柄出現期待も
今後も同社が物件を受託する確約はないが、東京メトロが不動産事業を強化する可能性は十分にあり、運営実績を持つ同社の商機につながってくる期待がある。
買収案件の収益動向などから、今25年6月期は売上高501億5000万円(前期比4・9%増)、営業利益49億500万円(同8・9%減)と減益予想であることから、株価は5月高値1717円から調整しているものの、1300円近辺の時価は年間配当34円で、配当利回りは2・6%ある。東京メトロ関連の意外な銘柄としてチェックしておきたい。
■ザ・覆面(ざ・ふくめん) 金融業界では知る人ぞ知るベテラン。株式の分析と着眼点の鋭さに定評がある。名を出せばハレーションが大きいため、覆面で参戦。