「パのパワーピッチャーにどれだけ通用するか挑戦したい」「最多安打を狙う」オリックスへFA移籍の西川龍馬が語った決意
広島から国内FA権を行使してオリックスに入団した西川龍馬外野手の入団会見が12月1日、大阪市内のホテルで行われた。西川、そして同席した福良淳一GMのコメントを紹介する。 【動画】オリックスへのFA移籍が決まった西川龍馬の鮮やかなバッティング! ▼福良淳一GM 「来シーズンのチームのことを考えたら、得点力のアップと外野の固定。そこにピッタリ合致したのが西川選手だったということです。ウチを選んでくれたというのは本当に嬉しいし、助かってます」 「西川君は天才的なバットコントロールを持ってて、打率も高くどんな役割でもできるので、ウチの監督もいろんなことができるんじゃないかと思う」 ▼西川龍馬 ・入団の抱負 「今日でやっとオリックス・バファローズの一員になれたんじゃないかなと思う。あまり対戦のないピッチャーが多いので、そこの対応がすぐにできるのかとか、不安の方が大きいんですけど、それをプレッシャーに感じてやりたい」 ・パ・リーグの印象と移籍の理由 「自分のイメージではパワーピッチャーが多いイメージ。そのパワーピッチャーに対して、自分がこれまでやってきたことがどこまで通用するのかという思いで、パ・リーグに挑戦してみたいとなりました」 ・背番号「7」について 「ちょっと重たいかなと思うんですけど、前が(敦賀気比高の)先輩の(吉田)正尚さんがつけていた番号なので、決まった時は電話もしましたし、しっかり結果を出せるように頑張りますとは伝えました。(吉田からは)『頑張れや』と言われました」 ・オリックスの印象 「すごく細かい野球をするなという印象があります。選手の仲がいいチームというイメージというところではカープと似ているなと思います。(中嶋聡)監督は先の先を考えながら采配してるなと感じますし、選手起用が上手い方なのかなと感じる」 ・来季の目標 「毎年、何かしらかの怪我で離脱することが多いので、まずは怪我をしないことと、あとは打撃タイトルを獲りたい」 「最多安打あたりは狙いたい。まあ率は上がり下がりするもんなんで。自分的には積み重ねていく方がいいかなと思ってるので、最多安打を獲れればいいかな」 ・怪我について 「今年、結構いろんなことやってきたので、それをよりこう突き詰めてって感じですかね。柔軟性をもっと出せればって、去年からもやってきてるので、そこをもう1回見つめ直していこうかなと思ってます。全試合出場を第一目標にやっていきたい」 ・地元でのプレーについて(※西川は京セラドームの近くの出身) 「ワクワクと不安もありながら、そこは楽しんでやりたい。地元にプロ野球球団があることって、なかなかないので。今こうやって帰ってこれて、すごい不安もありながら、『やってやるぞ』っていう気持ちはあります。もう京セラと甲子園はしょっちゅう行ってたんで」 ・怪我について 「今年、結構いろんなことやってきたので、それをより突き詰めてって感じですかね。柔軟性をもっと出せればって、去年からもやってきてるので、そこをもう1回見つめ直していこうかなと思ってます。全試合出場を第一目標にやっていきたい」 ・チーム4連覇への抱負 「そこが一番心配ですね。プレッシャーは。やっぱり連覇して、自分が来て逃せば『俺が来たから』って言われかねないので。そうならないために、しっかり結果で示したいなと。『ここの打順を打ちたい』っていうのは特にないので、任された打順とポジションでやりたいなと思ってます」 会見の最後、「来季からしっかりと4連覇を目指して、頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と挨拶した西川には、配信で会見を見守っていたファンからエールがたくさん贈られていた。ルックスもいいだけに、オリ姫からも高い支持を得られそうだ。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「アレ過ぎて驚かない」23年度の流行語大賞『アレ(A.R.E)』に虎党ら賛否両論「流行語、日本一、リーグ優勝コンプリート!」
- 「率先して注意すべきだった」田中将大が安楽のパワハラ問題をファンに謝罪!「意識が甘かったと反省しています」
- 先発部門で際立った東と村上の快投ぶり。救援では竜の守護神マルティネスがほぼ総なめ【リーグ1位の男たち:セ・リーグ投手編】<SLUGGER>
- OPSは独走&得点圏打率、外野補殺もトップ――FA移籍1年目で躍動した近藤健介【リーグ1位の男たち:パ・リーグ野手編】<SLUGGER>
- W受賞の村上頌樹、3年連続MVPの山本由伸、新人王の山下舜平大に祝福の声が続々「さすが虎の村神さま」「次はサイ・ヤング賞だ」「来年は由伸の18番を背負ってくれ」