日本、1次リーグ5戦全勝締め ドミニカ共和国相手に11点大勝 国際試合の連勝「24」に【プレミア12】
◇18日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」 1次リーグ 日本11―3ドミニカ共和国(台湾・天母) 日本がドミニカ共和国に大勝し、1次リーグを5戦全勝で締めた。17日にB組1位で2次リーグ進出を決めていることもあり、この日は大幅にスタメンを変更。それでも14安打で得点を重ね、国際試合の連勝を24に伸ばした。 初回、清宮(日本ハム)の内野安打、森下(阪神)の右前打などで2死満塁のチャンスをつくると、6番・坂倉(広島)が粘って押し出しの四球を選んで先制。直後に追いつかれ、2回には一時リードを奪われたが、3回に森下の三塁内野安打を皮切りに2四球で2死満塁の好機をつくると、2試合連続スタメンの佐藤(ロッテ)がフルカウントから150キロ直球を左前へはじき返して同点に追い付いた。 ただ二走・栗原(ソフトバンク)も勝ち越しのホームを踏んだかと思われたが、左翼手から三塁への返球で三塁を狙った一走・紅林(オリックス)が先にタッチアウト。井端監督はリクエストするも、判定は覆らずにこの回の勝ち越しは幻となった。 そして5回に佐野(DeNA)、森下と先頭から2者連続四球を選んで無死一、二塁とすると、5番・栗原が4球目の152キロ直球を左中間へはじき返した。二走・佐野が一気にホームにかえって1点を勝ち越した。 続く坂倉(広島)の打席で暴投で無死二、三塁と好機が広がると、中前適時打で1点を追加。さらに紅林の三塁併殺打の間にも走者が生還して一気に3点差に広げた。 5―3で迎えた7回は今大会初出場の古賀(西武)が適時打。9回にも紅林の適時打などで5点を奪い、勝利を決定づけた。 投げては先発・戸郷(巨人)が2回までに2失点するなど立ち上がりの安定感を欠いたが、その後は無失点にまとめて4イニングを5安打2失点で降板。5回から井上(巨人)、隅田(西武)、横山(ロッテ)、北山(日本ハム)のリレーでつないだ。 日本は21日に始まる2次リーグに進出。A組2位の米国、A組1位のベネズエラ、B組2位の台湾の順に対戦する。24日に決勝と3位決定戦が行われる。
中日スポーツ