久保産業、YouTube活用で「さんごヤマブシタケ」売上増
久保産業(長野県千曲市)では、YouTubeの活用によって「さんごヤマブシタケ」の通販売上が前年比2ケタ増となった。同社は昨年、自社工場内にキッチンスタジオを開設し、「さんごヤマブシタケ」の料理法をYouTubeで公開した。チャンネル名は「信州きのこ工房チャンネル」。 徐々に認知が広がり、昨年末には地元のテレビ局や有名ユーチューバーが同社のチャンネルを見つけ、取材やコラボ依頼が寄せられた。これをきっかけに一般消費者にも認知が広がり、同社通販サイトでは、生鮮品以外に、サプリメントや粉末品の購入も増加したという。同時に海外からの引き合いもあり、輸出の準備も進めている。 同社では「ネットの影響に加え、長年やってきたことと、味や機能性研究が土台にあることも購買につながったのでは」と話している。