ロシア・イラン首脳が電話会談、シリア情勢協議 協力確認
[モスクワ 2日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は2日、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議した。ロシア大統領府が発表した。 ロシア大統領府によると、両首脳はシリア情勢の緊迫化を中心に協議。「シリアの正当な当局が憲法秩序を回復し、政治、経済、社会的安定を取り戻すための行動に対し、無条件の支持が表明された」とした。 イラン政府によると、ペゼシュキアン大統領は、地域情勢の制御とシリア危機の解決を支援するため、ロシアとあらゆる面で協力する用意があると表明。「このところの出来事は、米国とシオニスト政権(イスラエル)による、シオニストに有利な形で地域の地政学的状況を混乱させる危険な計画の一部だと考えている」とし、こうした計画はこの地域の国の団結により失敗すると述べた。