ロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥーム役に!サンディエゴ・コミコンでMCUの最新ニュースが続々
先日公開を迎えたばかりの『デッドプール&ウルヴァリン』(公開中)が驚異的なオープニング成績を叩きだすなど、これまでもエンタテインメント史を次々と塗り替えてきたマーベル・スタジオ。その最新情報が、世界最大級のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2024」で続々発表された。 【写真を見る】特報に映った“赤いハルク”の正体が明らかに… まず、スタジオ社長でありプロデューサーのケヴィン・ファイギが登壇して発表されたのは、今後公開される「アベンジャーズ」シリーズの第5作・第6作の正式タイトル。2026年5月に北米公開を予定している第5作のタイトルは『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』。そして2027年5月に北米公開を予定している第6作は『アベンジャーズ :シークレット・ウォーズ(原題)』になるとのこと。 さらに両作品の監督として、『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(14)と『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の4作を手掛けてきたジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソが就任。オスカー受賞作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22)でプロデューサーも務めたルッソ兄弟が、7年ぶりにMCUに帰ってくる。 そして『ドゥームズデイ』には、これまでのMCU作品でアイアンマン/トニー・スターク役を演じてきたロバート・ダウニー・Jr.が新たにドクター・ドゥーム役として参戦することも決定。“MCUの功労者”でもあるダウニー・Jr.の電撃復帰が発表されると、会場に集結したファンは大熱狂。ストーリーの詳細などはまだベールに包まれたままだが、原作でもトップクラスの人気を誇る名ヴィラン、ドクター・ドゥームの登場によって、さらなる衝撃が訪れることは間違いなさそうだ。 また『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日公開)のプレゼンテーションには、“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから盾を託されたファルコンことサム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーや、アベンジャーズを毛嫌いして暗躍するアメリカ合衆国大統領のサディアス・ロスを演じる名優ハリソン・フォードらが登壇。 サプライズでフォードが登壇すると、会場に集まった観客からは大きな歓声が沸き、ファイギも大興奮。さらにこの会場だけで上映された特別映像では、先日解禁された特報映像のラストに一瞬だけ登場した赤い姿をしたハルクのような大男“レッド・ハルク”の正体が、新たなアベンジャーズ結成を目論むサディアス・ロスであるという衝撃の事実が明らかに。 半世紀以上にわたる俳優としてのキャリアで、「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズなど不動の人気を誇る82歳のレジェンドは、MCUへの参加を決めた理由を訊かれると「MCUのアクションを体験したかった。マーベル・ユニバースの俳優たちが楽しい時間を過ごしているのを見て、私もそこに参加したいと思いました」と告白。劇中で一体どんな活躍を見せるのか注目したい。 ほかにも、MCU入りを果たすヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」の新作映画のタイトルが『ザ・ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』(2025年7月北米公開)となり、ファンタスティック・フォーの4人が先述の「アベンジャーズ」第5作、第6作にも登場することが正式に決定するなど、SNSのトレンド上位を独占するMCUの重要情報が次々と発表されたサンディエゴ・コミコン。今後も進化を続けるMCUから目が離せなくなりそうだ! ■MCU劇場公開作品スケジュール 『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日日米同時公開) 『サンダーボルツ*(原題)』:(2025年日本公開/全米公開2025年5月2日) 『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』(2025年日本公開/全米公開2025年7 月25 日) 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』(2026年5月全米公開) 『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』(2027年5月全米公開) 文/久保田和馬