野田氏、裏金対抗で候補一本化 「合理的、野合ではない」
立憲民主党の野田佳彦代表は29日のフジテレビ番組で、次期衆院選では自民党派閥裏金事件に関係した議員に対抗するため、野党候補を一本化する必要性を重ねて強調した。「裏金議員にペナルティーを与えることは合理的な目的だ。野合ではない」と述べた。 同時に「有権者に『勝てるかもしれない』との選択肢を提示するのは高等な選挙戦術だ」とも語った。NHKの討論番組でも、衆院選公示当日まで一本化に向けた調整が必要だと訴えた。判断材料として情勢調査を活用する考えを示した。 次期衆院選が10月中に実施される場合に備え、現在約190人の小選挙区の党公認候補者を、近く200人まで積み上げる方針を表明した。