中野坂上デーモンズが復活、新作公演「かみ」に松森モヘー「自身の代表作と言える一本に」
「中野坂上デーモンズ『かみ』」が、10月23日から11月3日まで、東京・ときわ座で上演される。 【画像】中野坂上デーモンズ「かみ」チラシ裏(他1件) これは、2022年に活動を終了した劇団・中野坂上デーモンズを、松森モヘーが自身のソロユニットとして復活させ、新作を上演するもの。「かみ」では、働かない姉とその家族を描いた、“悲劇と喜劇の家庭劇一幕”が展開する。舞台は、繁華街の本通りから少し入ったところに建つ家。元々は母と叔父が生まれ育ったその家には、現在若い姉弟が暮らしている。この家を恋人の仕事用に貸し出したい叔父は、姉弟に家を出ていってほしいと頼むが……。 上演に向け、松森は「自身の代表作と言える一本にしたいと思っています。ぜひ見届けて頂けますと幸いです。劇場にて心よりお待ちしております」とコメントしている。 ■ 松森モヘー コメント 劇団として心身共に疲弊し2022年に活動を終えた中野坂上デーモンズ。 今回約2年ぶりに松森モヘーのソロユニットとして復活しました。 新作を作りたくてしょうがない、演劇がやりたくてたまらない衝動を一番純粋に発火できるのが 自分にとって中野坂上デーモンズだと気付いたからです。 本作「かみ」は小さな古民家で行なわれる一幕の家族劇です。 さいたま芸術劇場主催「岩松了劇作塾」に通いながら、自身の行き場の無い現状と向き合い時間をかけて執筆しました。 12年目の再スタートのつもりでこれまでの作品とは全く違った戯曲に挑戦し、いま演劇に思う全てを注ぎ込んで稽古しています。 自身の代表作と言える一本にしたいと思っています。ぜひ見届けて頂けますと幸いです。劇場にて心よりお待ちしております。 ■ 中野坂上デーモンズ「かみ」 2024年10月23日(水)~2024年11月3日(日) 東京都 ときわ座 □ スタッフ 作・演出:松森モヘー □ 出演 歌川恵子 / キキ花香 / 瀬安勇志 / 鳥島明 / 西出結 / 松森モヘー