雨にも負けず響く「乾杯」 札幌、ビアガーデン始まる
札幌市の夏の恒例行事「さっぽろ大通ビアガーデン」が19日、市中心部の大通公園で始まった。時折雨が降り、最高気温も25度ほどだったが、多くの客が乾杯のかけ声とともにのどを潤した。実行委員会によると、9千席以上が用意された日本最大規模の会場。8月14日まで、営業時間は正午~午後9時。 同じ会社の約10人と訪れた札幌市の朝倉笑子さん(39)は「初日に合わせて有給を取った。雨なのは残念だけど楽しい」。東京から来た同僚の吉田透さん(60)は「寒くてどうかな、と思ったが、酔っぱらうと関係ない。ビールが冷えていておいしい」と笑った。