「レイクのアーメンコーナーに気をつけろ!」富士レイクサイドCC/ゴルフ場Gメンが行く#1
富士山からの目に注意 特に「Bグリーン」は傾斜が強い
富士山の裾野にあるだけあって、2グリーン共に傾斜が強いのが特徴です。特にBグリーンには注意が必要。「総距離はAグリーンより短くなりますが、傾斜が強く、中には3%以上の傾斜もあります」(遠藤プロ)。 さらに気つけたいのが富士山からのグリーンの目。「厳密に言うと、河口湖に向かって目があります」と遠藤プロは忠告します。「上につけないことがとにかく大事。傾斜に乗ってしまうと、どこまでもいってしまいます」とのこと。特に注意したいのは17番の“すり鉢グリーン”。「ここはけっこう目が効いていて、曲がりそうだなってところも曲がらなかったりします」(遠藤プロ)。目と傾斜のバランスを見極めて、何とか2パット圏内に収められるといいずら(~ずらは、甲州弁で~でしょう)。
茶店から打ち下ろす5番は名物パー3。ボールが止まらんぞ
富士レイクの名物は5番のショートホール。高低差約20mの豪快な打ち下ろしで、距離感がつかみづらく、番手選びが難しい。グリーンは富士山からの傾斜がきつく、特にBグリーンの傾斜は(ティイングエリアから見て)右から左に向かって急傾斜になります。グリーン奥につけてしまうのであれば、花道狙いがベスト。ちょうどティイングエリア横にある茶店から前の組のプレーが見られるので、一息つきながら前の組のプレー(ドタバタ劇?)を観察しておくといいかもしれません。
高地ならではの距離感 13番がイチバン高い
インスタートの10番ティイングエリア脇に、標高1140mの看板があります。そこでコースのちょうど中間ぐらいの高さ。一番標高が高いのは13番のティイングエリアで1190mあります。ドライバーはもちろん、アイアンもしっかり飛びます。いつもより一番手分は遠くに飛ぶ計算でもいいかもしれません。 標高以外で気を付けたいのは、やはりティショット。「赤松や白樺など各ホールは木々でセパレートされています。木が迫り出しているホールも多いので、とにかくティショットを曲げないことが大事です。2打目が狙えなくなります」(遠藤プロ)