【U23日本代表が浮かび上がらせる、パリ五輪への光と影(1)】2連戦で脚光を浴びた新鋭MF平河悠……鹿島指揮官が「近い将来、日本代表入りしていく」と太鼓判を押す能力
クラブだけでなく個人としても初めて臨むJ1で首位を快走し、その原動力になっている勢いを、そのままU-23日本代表の戦いにも持ち込んだ。 ■【画像】「2人とも可愛すぎるよ!」「まさに勝利の女神」と話題! 国立競技場での“影山優佳&奈緒”の私服ツーショット■ サンガスタジアム by KYOCERAでU-23マリ代表と対峙した22日の国際親善試合。キックオフ早々の2分にゴールネットを揺らしたのは、FC町田ゼルビアの左サイドを疾走するウインガー、23歳の平河悠だった。 敵陣の右サイドで獲得した直接FKから、MF山田楓喜(東京ヴェルディ)が正確なクロスを対角線上に蹴り込む。軌道上にいたFW植中朝日(横浜F・マリノス)が頭ですらし、複数の相手選手の間で弾んだ直後だった。 ペナルティーエリアの中央にこぼれたボールに反応した平河が、冷静なトラップから少しだけ前へ持ち出しながら迷わずに右足を一閃。強烈なシュートが右ポストに当たって、相手ゴールのなかに吸い込まれていった。 大岩ジャパンでの出場4試合目で決めた待望の初ゴール。名刺代わりの一撃を、平河は「あまり考えずに、感覚だけでプレーしました」と振り返る。 「相手に当たったボールが、たまたま自分のところこぼれてきた。うまく反応できたというか、コントロールからシュートまで冷静に持って来られました」
■「サッカー人生において本当に一番印象が強い」
開幕から3勝1分けと無敗をキープする町田で、平河は左ウイングで4試合続けて先発フル出場。9日の鹿島アントラーズ戦では13分に待望のJ1初ゴールを決めて、常勝軍団を1-0で撃破するドラマの主人公になった。 鹿島を率いるランコ・ポポヴィッチ監督は、試合後に「鹿島にとって非常に悔しいゴールだった」と渋面を浮かべながら、平河の未来に太鼓判を押していた。 「彼個人の話をすれば近い将来、日本代表入りしていく選手だと思っている」 佐賀東高から山梨学院大に進んだ平河は、大学3年だった2021年9月に卒業後の町田加入が内定。同時にJFA・Jリーグ特別指定選手として承認され、以後の2シーズンのJ2リーグで計17試合に出場。後者では2ゴールをマークした。 当時の指揮官だったポポヴィッチ監督へ、平河はいまも感謝の思いを抱く。 「いい意味でしごかれたといいますか、自分のサッカー人生において本当に一番印象が強い、と言っても過言ではないくらいに揉まれた監督でした」 カテゴリーこそU-23ながら、ポポヴィッチ監督の予言が的中した形のゴール。身体能力と個人技、チーム戦術が融合されたマリに1-3で逆転負けを喫したなかで、収穫とも言える存在感を示した平河はこんな言葉を残している。 「強度やプレーの質がはるかに高いJ1で自信を持って自分のプレーができれば、こういう国際試合でも通用すると思っていた。これからも結果を残して、自分のアベレージを上げられるようにフォーカスしていきたい」
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