“巳んな”の幸せ願って黙々と 来年の干支置物作り最盛期 栃木・那珂川町、小砂焼の窯元
栃木県那珂川町の特産品、小砂(こいさご)焼の窯元「藤田製陶所」で、来年の干支(えと)「巳(み)」の置物作りが最盛期を迎えている。 【動画】干支「巳」の置物作り進む 栃木・那珂川町 置物は高さ9センチ、幅5センチ、奥行き8センチほどの手のひらサイズ。丸みをおびたかわいらしいデザインのヘビになっている。小砂焼の特徴の金結晶と赤、白、ピンクの4色がある。 5日も藤田真一(ふじたしんいち)代表(70)が、完成前後の置物がずらりと並んだ工房に入り、粘土の形を整えるなどの作業に黙々と当たった。1日で40個ほど作るといい、年末まで続く。