【MLB】レンジャーズ・シャーザーが力投も今季初黒星 通算奪三振数はマダックス超え 歴代単独11位に
【レンジャーズ1-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間6月29日、苦しい戦いが続く昨季王者レンジャーズは敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのオリオールズ4連戦の2戦目を迎え、接戦の末に1対2で惜敗。これで5連敗となり、借金は今季ワーストの8となった。オリオールズ先発のアルバート・スアレスが6回3安打無失点の好投で4勝目(2敗)を挙げ、5番手のクレイグ・キンブレルは18セーブ目を記録。レンジャーズ先発のマックス・シャーザーは6回途中4安打2失点と力投するも今季初黒星(1勝)を喫した。 【動画】レンジャーズ先発のマックス・シャーザーが4つの三振を奪う(MLB.comより) レンジャーズはオリオールズ先発のスアレスの巧みなピッチングを攻略できず、4回まで無得点。すると、4回裏一死からシャーザーがコルトン・カウザーに12号ソロを浴び、オリオールズに先制を許した。5回表の攻撃が三者凡退に終わると、5回裏一死2塁からガナー・ヘンダーソンにタイムリーを浴び、追加点を献上。7回表に一死満塁のチャンスを作り、二死後、レオディ・タベラスが押し出し四球を選んで1点を返したが、8回表のチャンスも生かせず、1対2で敗れた。 今季2度目の登板となったレンジャーズのシャーザーは今季初黒星を喫したものの、6回途中まで4安打2失点に抑える力投を披露。前回登板で通算奪三振を3371とし、歴代11位のグレッグ・マダックスに並んでいたが、2回裏一死走者なしの場面でラモン・ウリアスを空振り三振に仕留め、歴代単独11位に浮上した。今日の4奪三振を加え、通算3375奪三振。歴代10位のジャスティン・バーランダー(アストロズ/3393奪三振)とともに、どこまで数字を伸ばしていけるか注目だ。