ベルルッティ、セリーヌetc. まんまアメカジから脱却する“青い”チェックシャツ4選
チェックシャツは言うまでもなくアメカジの絶対定番。 それゆえ、カジュアルさや“コテコテ感”をうまく抑える必要があり、年齢を重ねるほど、着こなすのが難しくなる。だからこそ“青”の力を借りたい。 ▶︎すべての写真を見る 大人らしさを損なわない、チェック柄の攻略法をどうぞ。
青のチェックシャツで“まんまアメカジ”から脱却を
最近、チェックシャツを手に取る機会が減ってきた。そんな大人が多いのではないだろうか? クローゼットを覗けば、定番色のシンプルな無地のシャツばかり……。知らず知らずのうちにファッションが地味になっている大人にこそ、青いチェックシャツに目を向けてほしい。 ここに並んだシャツはどれも大柄にもかかわらず、いわゆる赤×黒のバッファローチェックのような“コテコテのアメカジ感”はいっさいない。 どれも青ベースならではの落ち着き、上質な素材感、欧州ブランドならではの洗練されたデザインなどで、しっかり大人らしさを演出している。 最後に、着こなしをモノトーンベースで整えれば完璧。大好きなチェックシャツに再び袖を通すのに、もう不安はないはずだ。
「ベルルッティ」 ベルルッティといえば革製品に描かれた美しいカリグラフィ「スクリット」が有名だが、このチェック柄はそのスクリットを連ねて描かれたもの。近くで見ると実は……なデザインがユニークで洒落ている。
「ブリオーニ」 ブリオーニを象徴するアイテムのひとつ「バガボンド オーバーシャツ」が紺×白のチェック柄で登場。極上のダブルスプリッタブル ウールを使い、見た目のラグジュアリー感も着心地の良さも雲上級に仕立てた。
イエロー、グリーン、パープルなどチェックシャツらしい色をさりげなくミックスしつつ、ブルーベースでグッドバランスにまとめた一枚。シャリッと清涼感のあるリネン素材が心地いい。
「セリーヌ」 言うなれば“普通”。だが、それがいい。王道のチェックのネルシャツを滑らかで上質なコットンで仕立てた一枚は、裾のロゴ刺繍と程良くビッグなサイジングが特徴。 いつまでも飽きずに着られる、いわば“究極の普通”を体現する。 清水健吾=写真 川田真梨子=スタイリング 早渕智之=文
OCEANS編集部