母国で“酷評”の豪州選手が「完全にクロネコヤマト!」日本では衣装が話題「応援してあげたい」【パリ五輪】
パリ五輪から追加競技となったブレイキンは女子決勝が現地時間8月9日(日本時間10日)に行われ、日本の湯浅亜実(ダンサーネーム・AMI)が金メダルを獲得し、初代女王に輝いた。 【画像】ブレイキン初代女王は日本のAMI!パリ五輪の「悲喜こもごも」を厳選フォトでチェック! ブレイキンは、DJが即興で流す音楽に合わせてそれぞれがパフォーマンスを披露し、1対1で対決する。「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の5つの基準に基づいて採点が行われる競技だ。 今回、パリ五輪で初めて採用されたブレイキンは海外でも大きな反響を呼んだが、オーストラリアのメディア『news.com.au』は「ブレイキンがオーストラリアのスポーツファンに真剣に受け入れられる可能性は、パリで粉砕されたかもしれない」と報じている。 記事ではオーストラリア代表として出場した36歳のレイチェル・ガン(ダンサー名・Raygun)のパフォーマンスについて「観客が最初に目にしたとき、私たちは一体何を考えているのだろうと思わざるを得なかった」と酷評。SNS上でも辛辣な意見が並んだことを紹介しつつ、「ジャッジも同意見で、彼女には1ラウンドも与えられなかった」と伝えている。 英紙『Daily Mail』によれば、レイチェルはシドニーのマッコーリー大学で「ブレイクダンスの文化政治」を専門とする創造芸術研究者として働いているという。 一方で、日本のファンの中では、レイチェルの帽子とウエアに注目が集まった。緑と黄色で「クロネコヤマト」の制服に似ていることから「完全にクロネコヤマト!」「ヤマトさんカラーや!」といった声が多数寄せられ、「クロネコヤマト」がトレンド入りした。 また、「個人的にこの人も応援してあげたい」「クロネコヤマトのスタッフにしか見えないけど、そのノリの良さが最高!応援せずにはいられない!」「今度のオリンピック参加選手を通して彼女は一番楽しんでる姿だったよ!! 本当に素敵な公演だった!!」と、好意的な意見も多かった。 レイチェル本人は競技後、インスタグラムで「人と違うことを恐れないで、外に出て自分自身を表現してください。それがあなたをどこへ連れて行くかは誰にもわかりません」と投稿している。 さまざまな意見が見られたものの、彼女のパフォーマンスで大いに盛り上がったことは間違いないだろう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]