ドラゴンクエスト生みの親、堀井氏「自分の人生の主人公は自分しかいない」
人生という「リアルなドラゴンクエスト」を冒険するために
ゲームや舞台にたとえられる私たちの人生。現実は厳しく、困難に直面すると、しばしばわたしたちの気持ちは沈んでしまう。人生は「リアルなドラゴンクエスト」なのかもしれない。堀井氏なら、どうプレイするのだろう? 「自分の人生の主人公は自分。だから、人生を変えられるのは自分しかいません。変えたければ、失敗してもいい、動くことです。少々失敗しても、やり直すことはできるんです。むしろ、何もしなかった方が取り返しがつかないでしょう」。 ドラゴンクエストをプレイするとき、世界中の誰もが皆、“勇者”になる。何かと生きづらいと言われる今の社会、「最後まで“勇者”をまっとうしてください」とエールを送ってくれた。 (取材・具志堅 浩二)