逆転負けを喫したスペイン戦から先発３人変更

PKを外してしまった田中。写真：金子拓弥（サッカーダイジェスト写真部／JMPA代表撮影）

　なでしこジャパンは現地時間７月28日、パリ五輪のグループステージ第２戦で、南米王者のブラジルと対戦している。 【厳選ショット】前半終了間際のPKをものにできず…。南米最強カナリヤ軍団との大一番はスコアレスドローで後半へ｜パリ五輪GS第２節 なでしこジャパン０－０ブラジル女子代表 　１－２の逆転負けを喫した３日前のスペイン戦の先発から３人を変更。負傷離脱した清水梨紗に代わって、高橋はなが入ったほか、守屋都弥、浜野まいかが新たに名を連ねた。一方、２戦連発が期待された藤野あおばは、ベンチからも外れた。 　決勝トーナメント進出へ初勝利を目ざす日本は、テンション高く、アグレッシブな入りを見せる。 　19分には守護神の山下杏也加から、パスを受けた宮澤ひなたが一気に持ち上がり、正確無比なグラウンダーのクロス。しかし、フリーで反応した田中美南は枠を捉えきれず、決定機を逃す。 　さらに27分には、浜野がゴールまで距離のある位置から思い切り良く右足を振り抜くが、クロスバーの上を越える。 　攻め合う展開が続くなか、38分に守屋都弥のクロスから長谷川唯がダイレクトシュートを放つも、上手くミートできず。GK ロレナに難なくキャッチされる。 　迎えた45＋３分、守屋のシュートが相手のペナルティエリア内でのハンドを誘い、PKを獲得。だが、田中のキックはロレナに完全に読まれてしまい、阻まれる。 　前半はゴールを奪えず、０－０でハーフタイムに入った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部