【フィギュア】友野一希、SP88・76点で首位発進 今季のテーマは「勝つ」／近畿選手権
＜フィギュアスケート：近畿選手権＞◇第2日◇28日◇大阪府立臨海スポーツセンター◇男子ショートプログラム（SP） 世界選手権3度出場の友野一希（26＝第一住建グループ）が、SP88・76点で首位発進を決め、競技者としての成長を誓った。 「アフリカン」な世界観に合わせたカラフルな衣装をまとい、冒頭の4回転－3回転の連続トーループ、4回転サルコーを成功。トリプルアクセル（3回転半）にはミスが出たものの「ここまでまとめられて良かった。素直に、いい演技ができたと思う」とうなずいた。 26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪（オリンピック）のプレシーズンとなる今季は「勝つ」をテーマに掲げている。 「今まで競技をやってきて、楽しい選手、というイメージがあると思うんですけど、まだメダルもたくさん取れていない。スケーターとしても競技者としてもトップに行くことが目標」 24日には、第一住建グループと所属契約を結んだことを発表。「オリンピックまで一緒に上り詰めていきたい」という思いを胸に、より今季から勝ちにこだわっていく。【竹本穂乃加】
