見ごろの紅葉を夜も楽しめる、紅葉ライトアップが11月21日からスタート/愛知
11月18日~12月7日、秋の恒例イベント「東山植物園もみじ狩り」が行なわれる、東山動植物園(名古屋市)。21~24日、28~30日の紅葉ライトアップに向けて、14日には試験点灯が行なわれた。 市内でも有数の紅葉の名所として知られる同園。紅葉する樹木が500本以上あり、もみじだけでも約60種類という多様さが特徴だ。園内の木々は徐々に色づいているが、東山総合公園管理課、渡辺裕之さんによると「見ごろになるのは22~24日の3連休辺りからになりそうです」とのこと。
「もみじ狩り」は紅葉見物とともに、多彩なイベントを楽しめる、同園ではおなじみの秋のイベント。茶会やコンサート、俳句や昔話を楽しむ会など、風情ある催しが多数用意されている。なかでも注目したいのは、今年初めて行われる「奥三河 小林花祭」の実演と交流会。国の重要無形民俗文化財に指定されている貴重な祭りを、植物園内の合掌造りの家周辺で見ることができる。
昨年初めて行われ、好評だったライトアップは今年も開催もみじのトンネルや、池に映る逆さもみじなど、見ごろを迎えた紅葉を夜でも眺められる。昨年より照明の数も増え、紅葉を一層明るく照らし出す。大道芸人のパフォーマンスや、軽食を販売するキッチンカーの営業など、紅葉見物とともに楽しめるイベントも。 ライトアップ期間中は、開園時間が夜8時30分まで延長(入園は夜8時まで)される。仕事帰りなどにも立ち寄って、幻想的な夜の雰囲気を味わうことができそうだ。