【ボクシング】「浪速のアディオス」佐々木る玖が1回TKO勝ち 亀田大毅氏興行
<ボクシング:スーパーウエルター級ノンタイトル8回戦>◇10日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場 KWORLD3ジム会長で元2階級制覇王者の亀田大毅氏(35)による「弁慶FIGHT」の第3回興行が10日に行われた。 メインは日本同級4位の佐々木る玖(21=KWORLD3)が務めた。木村文祐(白鷺)に1回2分9秒TKO勝ち。「1ラウンド目から飛ばすと決めていたので、ちゃんと1回で倒せてよかったです」と話し、「これでまたランキングを上げて、来年に日本タイトルマッチをする準備はできているので僕より上のランキングの選手はびびっといてください。アディオス!」と日本王座挑戦へ意欲を示した。 現在、日本同級王者は40歳の大ベテラン、出田裕一(三迫)。20歳近く上の王者に挑戦する意欲を隠さない。 亀田3兄弟の父、史郎氏(59)の門下生。史郎氏の「お前はアディオス(スペイン語でさようなら)や!」の一声で愛称「浪速のアディオス」となった。 足を止めて打ち合うファイタースタイルはスリリングで、陣営も期待する。目標の日本王座へ、また1歩前進した。