トヨタ・ハイエース グランドキャビンをベースに8ナンバー登録された「キャンパースタイル2」

2024年9月14日（土）～15日（日）の2日間、パシフィコ横浜で「横浜キャンピングカーショー2024」が開催されました。神奈川県最大級のキャンピングカーショーということもあり、多くのキャンピングカーファンが会場を訪れ、大盛況。展示ブースには国内外のキャンピングカー約130台が展示され、来場者の多くが熱心に各モデルをチェックしていました。今回は同イベントにソトラバ編集部が潜入、気になったモデルをレポートしたいと思います。 【写真】グランドキャビンベースの8ナンバーキャンパーの中身を見る（全14枚）

6人定員の8ナンバーカスタムキャンパー

今回のキャンピングカーショーには数多くのバンコンバージョンが展示され、百花繚乱の勢いで個性を競い合っていました。そんななかで群を抜いて完成度の高さを感じさせてくれたのがLEGANCEの「キャンパースタイル2」です。 同モデルのキャッチフレーズは“8ナンバーで実現した6人乗りカスタムキャンパー仕様”とのこと。8ナンバーにこだわる理由は1ナンバーや4ナンバーと比較して、自動車税や自動車重量税が安いこと。さらには2年ごとの継続車検が受けられ、横向きシートの装備が可能であることに加えて乗用車用のタイヤが装着できるなど、8ナンバーキャンパーのメリットは限りなく大きいのです。

まさにVIP仕様のカスタムキャンパー

その実用性の高さにキャンパースタイル2が、多くのファンから注目を集めていたのが印象的でした。ベースにはトヨタ・ハイエース グランドキャビン（スーパーロングボディ・ハイールーフ）が使用され、全長5410mm×全幅1880mm×全高2210～2285mmというサイズ感を武器に、贅沢な装備が与えられています。まず目に付いたのがエクステリアの精悍さです。 ファイバー製のボンネットに始まりワイドフロントハーフフルセット、フロントフリッパー、サイドカバー、リアバンパー、リアフリッパー、センタディフューザー、オーバーフェンダーなどが与えられ、車高に関しては2インチのローダウン化（ダウン量変更可）が図られています。既存のキャンピングカーとは一線を画し、街中で見かければスタイリッシュなハイエースとして存在感を十分に発揮することでしょう。