WONKのボーカリスト・長塚健斗

秋も深まり、ジャケットやアウターの出番が到来。新しい季節のはじまりにワードローブをアップデートしたくなる最新ルックを、WONKのボーカリスト・長塚健斗が纏う。ジャズ・セッションのごとく、さまざまなテイストで身を包み、馴染みのスタジオと街へ繰り出す。 【写真の記事を読む】秋も深まり、ジャケットやアウターの出番が到来。新しい季節のはじまりにワードローブをアップデートしたくなる最新ルックを、WONKのボーカリスト・長塚健斗が纏う。

ホリデーシーズンを彩る最旬アイテム

ホリデーシーズンに向けたプラダの「December Issue」が早くも登場。エレガントなキャメルコートやシャギーニット、そしてイヴニングウェアまで、ホリデーを彩る華やかなアイテムが揃う。待望のメンズ仕様がリリースされる「プラダバックル」バッグも注目。しなやかなナッパレザーと交換可能なベルトを配したバッグはギフトにも最適だ。 ストリートで纏う赤と黒のモダニティ 鮮やかな赤のストライプが際立つルイ・ヴィトンのダブルフェイスのコートを主役に、他のアイテムをブラックで統一したスタイリング。チャンキーなラバーソールが目を引くシューズは、2024年春夏メンズ・ファッションショーに初登場した「LV チェッカー・ラインローファー」をグレーズドカーフレザーで仕上げた注目の新作だ。コート¥715,000 （予定価格）、シャツ¥100,100、パンツ¥218,900 （予定価格）、シューズ¥195,800 by LOUIS VUITTON （ルイ・ヴィトン クライアントサービス） ポール・スミス流のモダン・テーラリング ポール・スミスならではの英国的な伝統と遊び心を組み合わせたダブルブレストのジャケットは、適度なハリとコシに加え、上品な光沢が魅力の日本産のウールギャバジンを使用。クラフツマンシップを称えるAMFステッチが施されたラペルと、ハンドスケッチで描かれた華やかなプリントタイを合わせ、“ひねりのあるクラシック”というポール・スミスの哲学を表現する。ジャケット¥99,000、シャツ¥35,200、タイ¥17,600 by Paul Smith （ポール・スミス リミテッド） 先進的で実用的なテーラード 胸ポケットからパネル状のファブリックが垂れ、さらに、横身頃には色調の異なる生地を足すことでコートのようにも見えるブラック・コムデギャルソンのジャケット。アヴァンギャルドな美学を実用性に優れたデザインに落とし込んだウェアラブルなコレクションは、日常に多彩なスタイリングで刺激を与えてくれる。ジャケット¥104,500、シャツ¥52,800、パンツ¥73,700 by BLACK COMME des GARÇONS シューズ¥96,800 by COMME des GARÇONS HOMME DEUX （ともにコム デ ギャルソン） 高貴な雰囲気漂うホワイト・フォーマル シルクの混紡素材による艶やかな光沢がエレガントなスペンサージャケットは、ドルチェ&ガッバーナが誇るイタリアン・サルトならではの力強いカッティングと繊細なプロポーションが特徴。ベストをドッキングしたようなジャケットのインナーにはシルク100%のハイネックのトップスを合わせると、高貴なムード漂う完璧なホワイト・フォーマルが完成する。ジャケット¥594,000、トップス¥310,200、パンツ¥152,900、シューズ¥133,100 by DOLCE&GABBANA （ドルチェ&ガッバーナ ジャパン） サファリジャケットのデニム・オン・デニム メゾンの重要なコードのひとつ、「サファリ」モチーフのジャケットは、日本製のインディゴデニムを使用してモダンにアップデート。ポケットの刺繍ロゴやコントラストカラーの襟、そしてディオールの刻印入りのメタルボタンなど、こだわりのディテールも見逃せない。同素材のワイドジーンズを合わせて、最旬のデニム・オン・デニムで魅せる。ジャケット¥360,000、Tシャツ¥100,000、パンツ¥210,000 by DIOR （クリスチャン ディオール） 革新のテクニックでデニムの可能性を追求 一見、異素材のコンビネーションに見えるディーゼルのセットアップは、ブラックデニムにコーディング加工を施すことでレザーのような質感に変化させてハイブリッドに仕上げている。ブランドの強みであるデニムを高い加工技術によって、新しいファッションに昇華した、グレン・マーティンスの手腕が冴えわたっている。ジャケット¥311,300、ベスト、パンタブーツともに参考商品by DIESEL （ディーゼル ジャパン） リュクスで心地よいこだわりの素材を着る とろけるように柔らかいナパラムを使用したレザーシャツは、ライトウェイトかつオーバーサイズのフィットでストレスフリーで着用できる逸品。今季のロエベを象徴する、アーティストのリチャード・ホーキンスのアートワークをフリースジャカードで表現したパンツが、着こなしにアーティスティックなムードを添える。ジャケット¥594,000、シャツ¥111,100、パンツ¥294,800 by LOEWE （ロエベ ジャパン クライアントサービス） セーラーシャツで完成するニュー・マリン アルマーニらしいナチュラルショルダーのブレザーにセーラーシャツの合わせが新鮮なセットアップのスタイリング。セーラースタイルのVネックシャツは、バージンウールを混紡した耐久性の高いギャバジンで仕立てた張りのある素材とセーラーディテールが魅力。タイと白のトリムを施したフラップは取り外し可能なので、シンプルなVネックシャツとしても着用できる。 AYATAKE EZAKI 音楽家。WONKのキーボードを務めるほか、数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。ドラマや映画などの劇伴音楽も手掛ける。音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、様々な領域で活動中。 KENTO NAGATSUKA 2013年に結成された4人組エクスペリメンタル・ソウルバンド、WONKのボーカリスト。個人では冨田ラボやKing Gnu、Ryohuらの作品に参加。また、ビストロで料理長を務めた経験をもち、清澄白河の「WINESTAND TEO」を運営するなど、「食」の分野でも活躍中。撮影にはWONKメンバーの江﨑文武がゲストで登場してくれた。 PHOTOGRAPHS BY KAZUHIRO FUJITA STYLED BY NOBUYUKI IDA HAIR STYLED BY HIROKAZU ENDO @ OTA OFFICE