ボウリングで生活に張り 松山市の岡さん96歳、長寿ボウラー県最高齢「横綱」
体力増進や交流を目的にボウリングを楽しむ高齢者が全国的に増えている。1970年代のボウリングブームを知る世代だ。日本ボウリング場協会(東京)が発表した2024年度全国長寿ボウラー番付で、愛媛最高齢の「横綱」に認められた岡堅さん(96)=松山市北斎院町=がボウリングに目覚めたのは90歳。「上手ではないけれど、投げて、おしゃべりして、生活の張り合いができた」と笑顔で話す。 日本ボウリング場協会によると、男性80歳、女性75歳以上で月1回以上プレーする「長寿ボウラー」は2024年9月調査で全国に計9494人、うち県内は107人。統計は名前や年齢の公表に同意した人のみで、実際のプレーヤーはより多いとみられる。長寿番付では技量は問わず、男性は90歳、女性は88歳以上なら「横綱」とし、岡さんは18年に認定された。
愛媛新聞社