STYLYがでんぱ組.incを迎えたXRプロジェクト『Hyper Music Venue』を始動 総額300万円の収益還元も
STYLYは、XRクリエイター発掘・育成プロジェクト「NEWVIEW」の一環として、総額300万円をXRクリエイターへ還元するプロジェクトの試験運用を開始した。第一弾として、都市空間に新たな音楽体験を創出するプロジェクト『Hyper Music Venue powered by STYLY feat.でんぱ組.inc on Shibuya(以下Hyper Music Venue)』を実施する。 【画像】公開されたでんぱ組.incの撮り下ろしボリュメトリック 『Hyper Music Venue』とは、XRクリエイターとアーティストが新たな音楽ベニュー=音楽体験空間をクリエイトするプロジェクト。ライブハウスやドームといった限られた場所を飛び出して、街そのものをライブステージへ変えることを目指している。ビル、道、街灯、線路、そして空まで、どこをどう使うかはクリエイターの自由だ。 今回はXRクリエイターと音楽アーティストが協力して渋谷スクランブル交差点を舞台に新しい音楽体験を創り出すことを目指す。フィーチャリングアーティストとして、2025年にエンディングを迎えることを発表したでんぱ組.incを迎え、彼女たちの楽曲データやボリュメトリックデータを活用したAR作品を募集する。 応募するXRクリエイターへは、渋谷スクランブル交差点3Dモデルを含む、でんぱ組.incのボリュメトリックデータおよび楽曲データが再生されるUnityパッケージが提供される。スクランブル交差点で実際に体験する際は、STYLYシーンを起動するたびに異なるメンバーが出現する仕様になっている。なお今回の『Hyper Music Venue』では、でんぱ組.incのメンバーも審査員として参加予定だ。 ■総額300万円のXRクリエイターへの収益還元プロジェクトとは? 本プロジェクトでは総額300万円の還元金が用意され、制作後もクリエイター活動の支援をおこなうことが発表されている。還元額は制作された作品の再生数によって決定され、1再生されるごとに100円が還元される。 応募期間は2024年10月10日~2024年11月18日23:59まで。応募要項や還元条件については、『Hyper Music Venue』の公式WEBサイトを確認してほしい。なお、優秀作品に選ばれたXRクリエイターに対しては、収益還元以外にも以下のような特典も付与される。 ・STYLY Businessプラン1年間分の提供 ・Apple Vision Pro向けアプリケーション「STYLY for Vision Pro」に作品を移植、公式コンテンツとして公開(移植はSTYLY社がサポートします) ・Apple Vision Pro向け移植作品を渋谷某所で展示
リアルサウンド編集部