<中村ゆりか&生駒里奈>リベンジドラマ「社内処刑人」でW主演&初共演 ハラスメントが横行する会社で事件相次ぐ 正義の味方? それとも悪女?
演じる深瀬のぞみの役作りについて聞くと、「のぞみは視聴者の方からはどういう人なのか読み取りづらい、というところを大事にしたいと思っています。一見気さくに接してくれるけれど、どこか裏があるんじゃないかと思ってしまう、その微妙な表現ができるように、“ミステリアスさ”を意識してのぞみを演じていきたいです」と意気込んだ。
生駒さんについては、「初めてお互いに役に入る本読みの時に生駒さんのお芝居を見て “もうこれはほのかだ!”と思いました。その日の終わり際にたまたま同じエレベーターになって、帰り道は途中まで一緒にお話させていただいたのですが、すごく安心して作品に臨めそうだなと思いました。今後一緒にお芝居していくのが楽しみです!」と顔をほころばせた。
見どころについて「ストーリーが進んでいくごとに展開がドロドロしたところも含めてどんどん増していって、“次は何が起こるんだろう?”という期待や楽しみが募っていく作品になっていると思います。放送を楽しみながら見届けていってほしいです!」と呼びかけた。
一方、生駒さんは、中村さんについて「私の方が年上なのですが、ルックス的にゆりかちゃんの方が大人っぽく見えると思います。お互い人見知りで、20代後半という女性が体の機能的にも人生のことを考えなければならない年齢で、似たような考え方を持っていて。初めて顔合わせをした日、本読みの後に駅まで2人で一緒に帰って“この年齢ってそういうこと考えるよね、 役者やってるとそれ思うよね” と話をしたんです」とエピソードを披露。その上で「 撮影していく中で、のぞみとほのかのように仲良くなっていけたらと思っています!」と語った。
今回演じるほのかと自身の共通点は、「ほのかと見た目はちょっと似てるかも、と思いましたが、私は自分ではないものになることが“役になる”ことだと思っているので、似てない部分があって当たり前だと思います。なので演技を見て私と似ていると感じる部分を見つけてもらえたらうれしいですし、視聴者の方にとってもほのかと自分が一番似ていると思える部分がきっとあると思いますので、そう思ってもらえるよう、ほのかの人物像を演じられたらと思います」と語った。
最後に視聴者に向けて「自分から物事を進めていくタイプではない、というほのかのような方はたくさんいらっしゃると思います。みなさんが大変なとき“自分はこんな性格だから”とあきらめるのではなく、ちょっとやり方を変えるだけでこんなにも世界が変わるんだ、と思うきっかけにこのドラマがなればと思います。私たちは本当に理不尽ばかりな世の仕組みの中で生きていますが、ドラマを通してスカッとしてもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。