【ロッテ】育成3位・富士大の最速152キロ右腕・長島幸佑が目指す千賀超え“お化けフォーク”
ロッテから育成3位指名された富士大の最速152キロ右腕・長島幸佑投手(4年=佐野日大)が6日、岩手・花巻市内の同校で指名あいさつを受けた。理想に挙げたメッツ・千賀滉大投手(31)の“お化けフォーク”を超える切れ味を身につけ、支配下登録を目指す。 最大の武器をさらに磨く。187センチの長身を生かした角度ある投球が持ち味の長島は、「絶対に当たらない落差でフォークを投げたいし、(球速も)140キロを超えたい。もっと落ちると思っている」と話した。自身と同じく強い直球がありフォークを投げる投手として理想に挙げたのは「千賀投手や、ロッテなら種市(篤暉)投手です」。フォークを本格的に使いはじめたのは大学3年時からだが、「リリースの位置で(球の)落ちる幅は変わってくる」とコツも理解。現在最速が139キロというフォークを、理想を超えるほどに鋭く速く落として猛アピールする。 安田慎太郎監督から「危機感を持って過ごしてもらいたい」と厳しいエールをもらい、「早くロッテの戦力になれるように頑張っていきたい」と決意を見せた。一日でも早く支配下登録をつかみ取り、ZOZOマリンのマウンドに立つ。 (有吉 広紀)
報知新聞社