明治 商品磨きと価値伝達強化 カマンベールに回復の兆し
油脂部門では、豊かなコクとバターの風味が特長の「明治コクと香りのバター風味ソフト」(280g、280円)を投入。3~5月は既存商品の20g増量企画を予定。 「明治スプレッタブル」(130g、380円)、「同 発酵バター配合」(130g、400円)はクリームチーズの配合変更で乳風味をアップした。限られた素材を組み合わせたおいしさと安心感を伝えるため、パッケージを「これ以上ないほど分かりやすく」した。 同社によれば、マーガリン市場はパン市場の好調もあって堅調に推移した。価格とおいしさの両立が支持されるバター入りやリッチタイプの大型商品が牽引している一方で、未購入理由として、特長が分からない・原材料が安心できない・トランス脂肪酸が多そうとする声が多く、商品価値が明確に伝わっていないことが明らかになった。 4~6月にかけて「明治十勝チーズ」全品とチューブ商品群、コーンソフト2品、スプレッタブル2品を対象に、ディズニーとのタイアップパッケージ(全38種類)を展開する。