【楽天】交流戦初優勝へ勝ってソフトバンクの結果待ち 鈴木大地1号で全12球団から本塁打達成
<日本生命セ・パ交流戦:楽天5-3広島>◇16日◇楽天モバイルパーク 交流戦初優勝を目指す楽天が勝利し、ソフトバンクの結果を待つ展開に持ち込んだ。 【写真】右越えに2点本塁打を放つ鈴木大 2回に3点を先取すると、3回無死一塁から4番鈴木大地内野手(34)が1号2ランを放ち、ロッテ時代と合わせて全12球団からの本塁打を達成。広島アドゥワの内角球を右翼席へ運んでガッツポーズを決めた。大きな2点を追加し「いろいろかかっている試合ですが、目の前の試合を勝つことだけです。このまま最後まで頑張ります」とコメントした。 先発の松井友飛投手(24)は3回無失点でつなぐと、1イニングずつ小刻みに継投。9回はセーブがつかない4点リードながら守護神の則本昂大投手(33)がマウンドに上がった。2点を失いながら、大きな勝利をつかんだ。 試合開始時間が1時間遅かったソフトバンク-阪神(みずほペイペイドーム)は、楽天の試合終了時点で7回裏の攻撃中で、ソフトバンクは4点のリードを許していた。 ヒーローインタビューに登場した鈴木は「たくさんのファンの方がいたので、めちゃくちゃ気持ちよかったです。何とか1勝できたので、あとはみんなで待ちましょう。ホークスとタイガースも一生懸命プレーしているので、静かに速報を見て、あとでみんなで喜べたらと思います」と呼びかけた。試合直後の今江敏晃監督(40)も「結果を待つだけというところですね」と話した。