前回大会では４戦全勝と相性の良い相手

現地時間10月22日に敵地で山東と対戦する横浜。４万人を超える観衆が集まった前回大会の準々決勝と同様に“大アウェー”でのゲームが予想されるなか、ACLEで２連勝を飾れるか。写真：金子拓弥（サッカーダイジェスト写真部）

　現地時間10月22日に行なわれるアジア・チャンピオンズリーグエリート（ACLE）のリーグステージ第３節で、横浜F・マリノスは中国の山東泰山と敵地で対戦する。 【PHOTO】止まない雨は無い！復調の兆しを見せるチームに声援を送った横浜F・マリノスサポーター！（Part１） 　横浜はグループEAST（12チーム中８チームが上のステージへ）の初戦で光州FC（韓国）に３－７と惨敗したものの、続く２戦目は蔚山HD（韓国）に４－０で勝利し、１勝１敗で６位につける。同じく１勝１敗ながら得失点差で５位に立つ山東とは、横浜が準優勝を果たした前回大会のACL2023-24において、グループステージと準々決勝（ともにホーム＆アウェー）で４度対戦しているが、そのすべてに勝っており、相性の良い相手と言えるだろう。 　リーグ戦とカップ戦も並行して戦う横浜は、18日のJ１第34節のアルビレックス新潟戦から中３日とタイトな日程のなかではあるが、総力戦で勝点３を掴み取りたいところだ。 　横浜のジョン・ハッチンソン監督は、山東を「名古屋（グランパス）と似たスタイルと認識していて、相手はロングボールが多い」と警戒。そして攻略のポイントには「セカンドボールの回収」を挙げる。 　また、連戦が続く状況にも指揮官は「スタッフも含めてハードワークをして、目の前にある試合に向けて集中してやっていきたい」と力強く語る。 　ACLE２連勝を目指す横浜。山東との注目の一戦は、22日の21時に済南オリンピック・スポーツセンター・スタジアムでキックオフ予定だ。 取材・文●金子徹（サッカーダイジェスト編集部）