【DAZN×EL GOLAZO】31年前と同じ開幕戦。注目選手の東京V・染野と横浜FM・天野が口にしたそれぞれの決意とは | Jリーグ
【国内サッカー・Jリーグ】『DAZN』×『EL GOLAZO』の共同企画『Who’s The Hero』では、毎節の注目試合から注目選手をピックアップし、試合前のコメント映像をDAZN公式Youtubeチャンネルで配信。Jリーグが開幕した31年前と同一カードの東京ヴェルディ対横浜F・マリノスから東京VのFW染野唯月と横浜FMのMF天野純のインタビューを配信した。 ●【動画】東京ヴェルディ 染野唯月 & 横浜F・マリノス 天野純 インタビュー
今季、16シーズンぶりにJ1の舞台に帰ってきた東京ヴェルディとリーグ再奪還を目指す横浜F・マリノスが開幕戦で激突する。 東京Vの注目選手は染野唯月だ。初めてシーズン開幕から東京Vの一員としてシーズンに臨む染野は、2シーズン連続でシーズン途中に鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入。昨季は18試合6ゴールの活躍を見せたほか、J1昇格プレーオフ決勝戦で劇的なPKを沈め、J1復帰の救世主となったストライカーだ。 そんな染野は、開幕戦に向けて「ワクワクしていますし、すごく楽しみなゲームになると思うので、本当に気持ちの入る1週間になる」と決意を口にし、2試合連続ゴール中と相性の良い国立でのゲームに向けて「そこに気を取られることなく、試合に臨みたい」と静かなる闘志を燃やしている。 開幕戦の相手となる横浜FMの印象を問われた染野は、「個々の能力もチーム力も高いので、厳しい戦いになると思う」と相手の実力を認めた上で、「(東京Vは)本当に走って守備の部分からショートカウンターを狙いながら自分たちは少ないチャンスを決め切れるかが勝負になってくると思う」とエースとしての決意を口にした。 対する横浜FMの注目選手は、天野純だ。横浜FMの下部組織で育ち、順天堂大を経て古巣クラブでプロキャリアをスタートした天野は、直近2シーズン、韓国Kリーグのクラブに所属し、3シーズンぶりに古巣へ復帰を決断。新戦力として大きな期待がかかる一人だ。 韓国での挑戦を終えた天野は、「正直自分自身も何が変わったかと言われると、結果を残して自信がついたということしか言えないですし、しっかりとピッチで自分のプレーを示して観ている方々に評価してもらえれば良いかなと思う」と今季にかける思いを口にした。 昨季限りでケヴィン・マスカット監督が退任し、今季は現役時代にリヴァプールなどで活躍したハリー・キューウェル新監督を迎えている。 天野は、「チームとしての大枠は変わらないですけど、新しい監督になってディテールの部分が変わってきたりするので、そこをしっかりと落とし込めているので、ここからどんどん調子が上がっていくだけだと思う」と新体制での手応えを口にし、「途中出場でも先発出場でも限られた時間の中で、しっかりと自分のクオリティーを示して得点に繋がるプレーができたらいい」と自分自身の役割を語った。 奇しくも今季の開幕カードが1993年のJリーグのオープニングマッチと同一カードになった。当時1歳だった天野は、「全くないです」と苦笑いを浮かべながらも「やはり歴史あるクラブ同士の戦いになりますし、昔から見ているJリーグファンの皆さんにとっても素晴らしいカードになると思うし、全国のサッカーファンが期待する一戦になる。しっかりとマリノスがこういうサッカーをするんだという部分を示していきたい」と開幕戦への決意を語った。 注目カード、東京Vと横浜FMの一戦は25日、14時にキックオフを迎える。