子供にとって初めての一人部屋…「だらしない生活」にならないために、親が事前にやっておくべきこと
独自の視点で子どもの教育に取り組み、イラストと文章で発信するえみさん。えみさんの「教育」は、いわゆるお受験対策のような「お勉強」ではなく、生きていくために必要な、「考える力」を育むこと。これからの時代を「たくましく生き抜く」子どもの育て方とは?具体的なエピソードを交えて紹介していただきます! 【漫画をイッキ読み】本格的に子供部屋を使うようになった娘。“だらしない生活”にならないために親ができることは…
初めての子供部屋。いいスタートのために親ができること
長女みいちゃんが小学1年生の頃に自分の部屋を欲しがったことがあったので、家具一式をそろえて子供部屋を作ったのですが、結局ほぼ活用されないまま4年が経過しました。その間ずっと親子一緒に寝て、勉強もリビングでするスタイルでした。ところが最近、その生活スタイルに変化が出てきたのです。
生活の拠点を徐々に自室に移している娘ですが…
まず、事前にやっておいてよかったこと
親は、朝は絶対に起こしません
子ども自身が子どもの物を整理する習慣づけ
学期が終わるごとに、「残すもの」と「捨てるもの」を子ども自身に判断させてきました
本格的に自室を使うようになり、改めて約束したこととは
実は自室で寝るようになってすぐの頃…
本人には何の悪気もなかったのですが…
寝る前に合わせて言っていくことは…
子どもと約束した二点目は、部屋の掃除について
子どもも少しずつ親離れしてきた
いやーついにきました、子供部屋での生活が!みいちゃんが小1の頃、子供部屋を作ったときには最初の数日は意気込んで子供部屋で寝たものの、やっぱり寂しくなって家族の寝室に戻ってきたんですよね。でも段々みいちゃんの体も大きくなって寝室も狭くなってきましたし、本人の自立心も強くなってきたんだなと思います。 学習面ではこれまでずっとリビング学習をしていたのですが、他の兄弟がテレビゲームを始めたりリビングのパソコンを触り始めたりすると、どうしてもみいちゃんの気が散って全然勉強できないということがありました。なので自分の部屋を使うことで、リビングより集中できるようになったみたいです。 ただやっぱり今までの生活習慣や学習習慣があってこその、子供部屋での生活だなと。みいちゃんは朝はもうバッチリ一人で起きられますし、親からあれこれ言われなくても宿題に取り掛かれますし、身の回りの物の管理もできるようになって子供部屋に移行したので、親としてはだいぶストレスが少なくて済んでいるなと思います。 正直なところ、私の方がちょっぴり寂しいんですけどね。でも子が親離れするタイミングが、親が子離れするタイミングでもあると思うので、このまま見守っていきたいと思います。
【プロフィール】えみ(@emi_jiken24)
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。 インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。 コーヒーと甘いものが大好きです。