【口周りに年齢が出る】イガリシノブさん発「若見えに欠かせないコスメ」|美ST
\キーワード4:クッションファンデの定番化パウダーファンデの進化/ ベースはクッションファンデが’23年以上に多様化。質感やニュアンスがどんどん進化してくると思う。パウダーも進化がすごいのでルースパウダーの透け感も目覚ましいですが、2024年はお直しの新定番になりそうなパウダーファンデにも注目。 左・【ソソ パウダリーファンデーション】 スキンケア効果のあるパウダーが肌に密着。全3色¥3,740(ソソバイフーミー/Nuzzle) 右・【ジバンシィプリズム・リーブスキンケアリング・グロウ・クッション】 89%スキンケア成分配合。崩れにくく、立体的な艶をキープ。全6色 12g ¥9,240 ※3/1発売(パルファムジバンシイ)
\キーワード5:リップはマットが定番に/ 美ST世代には肌もアイメイクも艶のあるものが引き続き人気になると思います。そうするとメリハリを出すためには、どこかマットなパーツが必要に。カサつかないのにテラッとしないオイルマットなリップを選んで、唇は質感を引き算すると好バランスな今どき顔に仕上がります。 【RMKザマットリップカラー】 滑らかでベルベットのような発色がオシャレなブリックブラウン。EX-03 ¥3,850 ※1/12限定発売(RMK Division)
来年は働く女子の時代に!カッコいい色気を忍ばせて
’23年は数年間のマスク生活から解放されて、少しずつメイクへの興味が戻ってきた、言ってみればリハビリのような年だったと思います。だから、コロナ禍のメイク明けは年が本格的なスタート。ベスコスも来年はさらに盛り上がるんじゃないかなと思っています。マスクを外した自分の顔に向き合って追求していく年になると、美ST世代なら、口まわりの皮膚のエイジングカバーは欠かせないと思います。くすみや色ムラがあると一気に老けて見えるので、明るさを忘れずに。クッションファンデやパウダーも透け感があるのにカバーもできるような優秀なものが続々出そう。そして、社会的には扶養控除を外れた女性たちが社会進出をしていく年にもなっていくと思うので、柔らかい甘い女性像よりもカッコいい色気を持ったメリハリのある女性が目立ってくると思いますね。そこで注目しているのが“眉尻”です。今までは角度の主張していないストレート眉が主流でしたが、眉尻を綺麗に仕上げて目元に意志を宿すような強さがポイントに。眉尻が強くなってくると、アイシャドウは濃色より淡い色の方が相性良し。部分的にハイライトを入れたり細工を楽しむようになるため、見た目にも賑やかな6色以上のパレットが増えてくるのではと予想。肌も目元も美ST世代の艶ブームは継続しそうなので、唇にはマットカラーを持ってきて、全顔のバランスに質感のメリハリを。唇がマットになると、落ち着いたカッコいい印象になります。
【profile】イガリシノブさん 独自の発想&理論に流行を取り入れたメイクが多くの女優・モデルから支持。女性誌やYouTubeなどで活躍。 2024年『美ST』2月号掲載 取材/門脇才知有 編集/伊達敦子