朝ドラ『虎に翼』第46回(6月3日)あらすじ・法曹会館を訪れた寅子(伊藤沙莉)が、桂場(松山ケンイチ)に裁判官への採用を直談判する
激動の昭和時代、日本初の女性弁護士であり裁判官を志すヒロインが法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。「女の知恵は鼻の先?」と題する第10週(6月3日~7日放送)では、再び法律の世界で生きることを決意した寅子が司法省の仮庁舎がある法曹会館を訪れる。 【写真】寅子に興味津々の久藤頼安(沢村一樹) 昭和22年(1947年)3月。新しく公布された「日本国憲法」に希望を見出したヒロイン・寅子(伊藤沙莉)が、再び法律の世界で働くことを心に決めた第46回(6月3日放送)。新たな一歩を踏み出そうとする寅子は、意を決して「法曹会館」へと向かう。そこには空襲で被害を受けた司法省の仮庁舎が設置されていた。 人事課に乗り込み、自分を裁判官として雇って欲しいと直談判する寅子だったが、そこにいたのは顔なじみの裁判官・桂場(松山ケンイチ)だった。一方で、司法省に出向中の裁判官・久藤頼安(沢村一樹)は熱弁する寅子に興味津々。「人手不足の上に、GHQも彼女を見たら喜ぶ」と語る久藤だが、桂場は難色を示し・・・。 本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。