「刑事司法の一翼を担う検察としても大変申し訳ない」静岡地検トップ・山田英夫検事正が“無罪確定”の袴田巖さんに直接謝罪
無罪判決が確定した袴田巖さん(88)の自宅を27日午前11時15分過ぎ、静岡地検のトップ・山田英夫検事正が訪れ、「刑事司法の一翼を担う検察としても大変申し訳ない」と謝罪した。 山田英夫検事正: 巌さん、そしてひで子さんがとても言葉にはできないようなつらいお心持ちで日々を過ごされましたことにつきまして、刑事司法の一翼を担う検察としても大変申し訳なく思っており、そのことについて直接お伝えにまいりました。 27日午前、静岡地検の山田英夫検事正が浜松市の自宅を訪れ、袴田さんと姉・ひで子さんに直接謝罪した。 袴田巌さん(88)は58年前の事件で一度は死刑が確定しましたが、やり直しの裁判を経て10月、無罪が確定した。 無罪判決を巡っては、最高検の畝本直美検事総長は「到底承服できない」などとする談話を発表していた。 (「Live News days」11月27日放送より)
テレビ静岡