司会を挟んでやり合う

　またガルシアが再三、パッキャオ戦の安保のファイトを批判していることを受け「試合が決まった以上、エキシビションであろうがプロのエンターテインメントとしてしっかり決着をつけに行く、エキサイティングな試合をすることがプロの仕事だと思っているので、むしろ逆に倒し切れなかったことが悔しいと思っているくらい、あの試合に本気で臨んでいた。それ以上に今回の試合に関してはこいつを必ずぶっ飛ばすつもりなので、さらに仕上げた強い姿でリングに上がる」と反論。 　また「この試合のチャンスのでかさは自分が一番理解している。ただ試合が決まったことだけに満足していない。必ずいい試合をする、なおかつ倒す姿勢を見せる、そして必ずKOする。そういう姿を見せて、俺は結果で世界に羽ばたきたいと思っている。ただ会見で盛り上げて試合で見せない、みたいなことにはしない。ファイトを楽しみにしてほしい」と意欲を見せた。 　最後に勝てるという根拠を問われると「安保瑠輝也だからです。日本の侍スピリットを見せて、必ずこのメッキでかぶせられたキングを退治するので、日本の皆さん、アメリカの皆さん、必ずエキサイトする試合をするんで応援よろしくお願いします」と締めくくった。 　ガルシアも「素晴らしいエキサイティングな試合。確実なフィニッシュが見られることは約束する。そして安保はここで終わり。この試合が終わったら誰も安保について喋ることはないでしょう。勝って自分が次に進むだけ。大晦日にたくさん楽しい思いをして、美味しいラーメンを食べてファンに挨拶をして。日本のファンは素晴らしいので、とにかく日本を満喫して帰りたいと思う」とこちらもエキサイティングな試合を約束した。 　その後に行われたフォトセッションで安保は上半身裸になり、シェイプされた肉体を披露。フェイスオフでは安保が距離を詰め額を押し付け一触即発となった。